ビスキュイ・ド・サヴォワ

posted in: お菓子部 | 0

 

 

 

 

ここに クグロフ型がありました。

2015_0927_102855-_MG_3128

そして、バターが少ししかなかった。

 

 

たぶん、理由はそれだけです。

 

 

この、一回では覚えられなさげな、

ビスキュイ・ド・サヴォワ」 なんてスイーツを作ろうと考えたのは。

 

 

覚えられないどころか、うまく発音もできない、この

ビスキュイ・ド・サヴォワ とは、

14世紀から伝わるフランス南東部サヴォワ地方の伝統菓子 だそうです。

 

 

インターネットで検索すると、説明には こうあります。

 

 

『 たまごだけの力でふっくらふわふわのフランス伝統菓子。

バターを使用せず、粉には小麦粉に加えコーンスターチを使用するので

外側はバターとお砂糖のシャリっと感で香ばしく、

中は きめ細やかなふんわり軽い食感が楽しめます。 』

 

 

ほう~。

あっさりスイーツ というわけか。 なんとなく興味が湧いてきたかも♡

 

 

 

さて、この、キーボードで入力するのもいちいち大変な

ビスキュイ・ド・サヴォワ

 

生地は 材料を混ぜて焼くだけの、簡単レシピなのですが

型の準備が 意外に面倒。

 

 

クグロフ型にバターを塗り、小麦粉をはたく。

生地を流す直前まで、冷蔵庫でクグロフ型を冷やしておく。

2015_0927_102855-_MG_3128

 

 

焼きあがりは こんな感じ。

ちょっと固めのスポンジケーキ風。

2015_0927_111751-_MG_3130

 

 

 

粗熱が取れたら 型から外して、粉砂糖を振る。

2015_0927_120641-_MG_3140

 

(型から外すときに、ぽそぽそと表面がめくれたり剥がれたりするので注意!)

 

中はこんな感じ。

2015_0927_121326-_MG_3143

シンプルで素朴な甘さ。

メレンゲ菓子っぽくて、ブッセのような・・・

軽~~い食感で 不思議な感触でしたよ。

 

 

あの、伯爵アメデ6世(知らんけど)や サド侯爵(これは知ってる)も好んだという、

ビスキュイ・ド・サヴォワ

 

 

 

ビスキュイは フランス語でビスケット。のはず。

biscuit=bis(2度)+cuit(焼いた) からきた名称だそうです。

 

うーん、なぜ2度も焼く?

 

 

素朴な疑問は置いといて

つまり、サヴォワ地方のビスケット、という名前ですね。

 

ああ、やっと覚えられるかも。

 

 

ちゃんと言えなくても、ちゃんとキーボードで打てなくても

 

知っておいて損はないと思いますよ、 ビスキュイ・ド・サヴォワ。

これがうまく言えたら きっとフランス人っぽくなれます。

 

そして、長い人生のどこかで、きっと役に立つことまちがいなし!

 

 

 

 

たぶんやけど。

 

 

 

 

***おまけ***

2015_0928_102605-IMG_3161

 

びすく・・・

びすきゅい・・・ど

びすきゅどさぼ・・・わ

 

やっぱり上手く言われへん!!