アトリエ”LIBEROS(リベロス)”

posted in: アート部 | 0

 

みなさまこんにちは。いかがお過ごしでしたでしょうか。

いや~~、久しぶりの登場です。

気が付けば2023年もあと半月・・・

ちょっとここらへんで一年の振り返りでもしておかないと
2023年がなかったことになってしまうんじゃないかと思うぐらい
この一年は、本当に信じられないぐらいの早さで過ぎ去っていきました。

2023年、

前半は家族やレオの健康のこと
後半は自分の仕事環境のこと

私にとって、今までにないような困難や変化が次々に押し寄せた一年でした。

そんな中でも

奇跡のようなご縁で仕事や仲間に恵まれて
細々とでも好きなことを続けてこられて
時々でも会いたい友に会えて
行きたいところに少しずつ行けるようになって
とりあえず体調も大きく崩さずなんとか無事に過ごすことができたこと・・・

これって本当に本当にありがたいことだなぁと、しみじみ思う今日この頃。

やっぱり、「好きなこと」「好きな場所」があるということが、一番の支えになったと思います。

私にとっては、「Laboro Libero」がそれ。

なかなか更新できない状態でも、いつか落ち着いたら戻って来れる、再開できる、
時々覗いたり更新したりしようと思える場所は、心の支えになりました。

集中できる時間がなかったりうまく気分を切り替えられず作品数は少ないのですが、
作りたいものは着々と形に出来ています。

一番最近の作品は、こんなリング。

ナミビア産のデマントイドガーネットの原石を留めたリングです。

ガーネットだから大丈夫だろうと原石を嵌めたまま鋳造に出したら岩石みたいに変質してしまって、
なんとか元の色を取り戻したい一心で自分で磨き直したという、根性が自慢の一作です。
原石を磨いたのは生まれて初めて。

淡いけどデマントイドらしいグリーンと、同じ原石でもブラウンカラーの部分のガーネット。
二つ一緒に並べることで完成するこのコンビネーションが私のこだわりでした。

そして、地金の真鍮は本当は古美加工にするつもりでしたが
なぜか加工屋さんが普通のK18厚メッキを施してしまい・・・

返送されてきたのを見ると、
このデマントイドガーネットにはこのゴールドカラーがふさわしかったんだ!と納得せざるを得ないような、
まるでデマントイドガーネットが自らこの仕上げを選んだのではと思うほど、誇らしく美しい仕上がり。

手のかかる子ほど愛しいとはよく言ったもので、
予想外のハプニングを経て時間と手間を掛けた作品だからこその愛着がべっとりと(笑)湧いたリングになりました。

他にも、自慢したい作品がいくつか完成したのですが、それはまたの機会にじっくりと語りたいと思います。

さて、いろいろバタバタした一年だったというものの、
作品作りの活動はコツコツと続けていた私。

 

実は、こっそり教えた人しか知り得ないレベルの公開ですが、

2022年12月12日、アトリエ「LIBEROS(リベロス)」をオープンさせました!

 

え?2022年?
ぷぷ、2023年の間違いやろ?
いくら一年があっという間やったといってもこんな誤記笑えんわ・・・って?

いいえまさかの2022年が正解です。

 

実は去年の12月12日、
この日がすごく縁起が良い日ということで、せっかくの吉日に何か始めたいと思い付き、
それならば、いつかアーティストとしてデビューするときにはこんなブランド名で
ロゴマークはこのデザインで・・・と得意の妄想力を発揮して準備していたものを形にしてみよう!と、
ノリと勢いでInstagramのアカウントをオープンさせたのです。

それがこちらのアカウント

↓ ↓ ↓

LIBEROS(リベロス)(@liberos.atelier) • Instagram写真と動画

ま、年末年始休暇にでもWEBサイトをリニューアルしてショップサイトなんかもこっそり作って、
そのうち公に告知しよう・・・そんな感じのゆる〜いスタートだったのですが・・・

気が付けば一年が過ぎてしまったという、ホラー映画並みの恐怖。

しかし今日この機会を逃せばこの先一生告知するタイミングがないわ!と
急に(今さら)焦って書き出した始末です。

気を取り直して、このアトリエ「LIBEROS」。

「LIBEROS(リベロス)」という名前は、サイトの「Lavoro Libero」のリベロを複数形に、
そしてどこか古代ローマやギリシャっぽい名前にしたくて、「LIBEROS」にしました。

そしてロゴマークも私がデザイン。(デジタル化はまだ出来ていない・・・)
小さいころから好きなギリシャ神話や古代遺跡、中世ヨーロッパの雰囲気を纏う建造物をモチーフに、
「LIBEROS」の、そしてこのサイトの「Laboro Libero」の頭文字でもある「L」を背中合わせにしたデザイン。

このマークを表現するには銅板レリーフだ!!と閃き、気が早い私はさっそく看板を制作しました。
ほんま妄想の勢いって恐ろしい・・・
しかもビギナーズラックで思い通りのイメージで完成したし・・・(笑)

彫金ジュエリー、銅板レリーフ、リバティの手芸作品を扱うアトリエがコンセプト。

 

こだわりの石、閃いたデザイン、思い描くストーリー。

気がつくと何日も何年も身につけていたっていうぐらい心地良いジュエリー。

これがあるから頑張れる。
これがあると心強い。
これを見ると気分が高まる。
そんな、身に着けているうちに自分だけの意味を持つようになる特別なジュエリー。

そんなジュエリーやアートに携わっていきたい。
そしてそれらを言葉にして語りたい。

ああ、本当はもっともっと伝えたい想いはあるのですが、
完璧にしようとすると2024年の12月になってしまいそうなので(笑)

とりあえず、今日の告知とともに1周年を迎えるアトリエ「LIBEROS」を、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今はまだ、活動のための看板を揚げただけの状態ですが、
2024年こそ、今の時代に合った形のWEBページにリニューアルしたり
ひっそりとWEBショップにもアイテムを並べられるように頑張っていこうと思います!

 

 

少し早いですが、みなさまも素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。