今回のお菓子部の作品は
通称「レッド&ホワイト」
なんとなく「日の丸」じゃん!とつっ込みたくなる気持ち、
わからなくもないのですが
ここでは「レッド&ホワイト」と呼ばなければなりません。
なぜなら、本当にそんな名前だから。
この「レッド&ホワイト」
レシピは ダイアン・デヴィドソン著「クッキング・ママ」シリーズの
「クッキング・ママの名推理」に出てくるスイーツ。
小説の中で、
主人公のゴルディがケータリングの仕事で
大学のイメージカラー、「赤と白のクッキーを作ってほしい」と依頼されて作ったもの。
「風味の良い生地を大さじ半分ずつ球状に丸め、
親指を押しつけて小さくくぼんだところへ、
半分に切ったイチゴを飾り付ける。」
小説の中に出てくるレシピをもとに
いろいろ検索しつつ、作ったクッキーがこちら。
出来上がったのは
「ごく小さなチーズケーキのようなもので、
英国風のお茶にふさわしいお菓子だ。」
赤はもちろん イチゴなのですが
クッキー生地は なんとクリームチーズ入り。
卵を使わず バターとクリームチーズで作った生地です。
普通のクッキーより、ほろほろ、サクサク。
イチゴの水分でちょっとしっとり。
これは想像していたよりも美味しい!!と我が家では大評判で
初めて作ってから かなりの頻度でリピートしてます。
この再現スイーツは
通常のレシピ本やレシピサイトとは違って
小説の中の 材料やサイズ、分量が微妙に違う外国のレシピで
写真もないから
自分の頭の中の想像で作り上げたものを再現する、という
ちょっとスリルのある過程を楽しめます。
お菓子探偵ハンナシリーズの
同じようにして再現したクッキー。
小説や映画に出てくるスイーツって
ほんとに美味しそうに感じますよね~。
今回のこの「レッド&ホワイト」は 姉が焼いてくれたのですが、
推理小説の再現スイーツはもともと
お菓子部 妹の得意分野。
また新たな再現スイーツが出てくることを期待したいと思います。