さて、今日の一枚。
「カップの5」
『 どんよりと曇った日、男性が落胆し、
「こぼれてしまった飲み物を見て 泣き悔やんでいる(覆水盆に返らず)」。
または、彼の人生から失ったものに対して 悔やんでいます。
喪失は 愛する人との離婚、別離かもしれません。
または 一般的な抑うつ状態なのかもしれません。
悲しみの状況下では、立っているカップに象徴されている、
良い部分に焦点を当てようという気にはならないかもしれません。
このカードはネガティブな考えや感情への浸りすぎに
気付かせるのに役立ちます。
我々は「10のカップ」の道程の中間地点に来ています。
そして、変化が我々の道に流れてきています。
時々このカードは、自分の人生の再評価、そしておそらく、
優先順位を立て直す必要性を指摘しています。
それが出来れば よりポジティブな方向への
新たなる展開の可能性がそこに存在するのです。 』
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カードに描かれているハーブは、ホーステイルです。
ホーステイル (和名 スギナ)
学名:Equisetum arvense
科名:トクサ科
ホーステイルは、喪失や抑うつの感覚によって抑制されている
火のような感情を一掃することを助けてくれます。
カップの5が示すような困難なときに、
求められるビジョンの明晰さを与えてくれます。
隠された生存への本能が刺激され、悲しみを和らげてくれます。
ホーステイルは、大昔の化石にも見られる古代の植物で、
器官から過剰な水分を取り除き(利尿促進)、
血液を浄化します。
実のならない茎の部分が薬用で使われます。
尿道結石、腎臓の痛み、血尿、出血などに有効です。
また、夜尿症の処方にも使われます。
内用でも外用でも使用します。
はやり目や充血、痛み、くもりやかすみ目
涙の過剰分泌など、様々な炎症性の目の症状のための
洗浄剤として使われます。
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キーワード:
失ったものよりも 残っている能力に焦点を合わせる。
落胆。
困惑して抑圧された怒り。
より明るいほうを見る必要性。
遅滞。
感情の移り変わり。
アファメーション:
「 喪失の体験から、私は、より明るい明日を創造する体験を得ます 」
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通常 カップの5のカードは
仲間や友人への失望や、
相手の心から自分への好意が失われたり
期待外れの結果に終わった交流などを意味しています。
信じていた仲間に急に距離を置かれたり
裏切られた気分を味わっているときに、このカードは表れます。
嘆き、悲しみ、苦しんでいる時、
考えや視界を狭め、殻に閉じこもってしまいがちです。
ですが、
感情が落ち着き、現状を受け入れ
自分は全てを失ったわけではない事に気付いたとき
あなたの勇気と強さを讃えて このカードは表れます。
カードの絵が示しているように
5つのカップのうち 2つは倒れて中身がこぼれてしまって
取り戻すことはできないでしょう。
でもすべてのカップが倒れてしまったわけではなく
まだ 3つのカップは残っているのです。
その残っているカップ、それは 「希望」そのもののはず。
このカードは その希望に目を向け
自分に愛情を注いでくれる身近な人達を大事にしましょう
今ある幸せに目を向けましょうと伝えています。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
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あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。