さて、今日の一枚。
ソードの3
『3本の剣が心臓の突き刺さっており、暗い雲に囲まれています。
過去の関係性と挫折を癒す必要があります。
悲しみ、抑うつ、そして辛い別れの思い出は、思考の中に残り、
解放する必要があります。
植物から落ちている種と、雲の分離は、
今、痛みを扱うならば、新しいビジョンが創造できるだろうという可能性を伝えています。
自分を失わずに他者とどう付き合っていくかを学ぶことが重要です。
感情に対して、もっと客観的になるべき時なのです。
一方では、感情を整理するときに、自己分析と内省をやめて
理性は使わないように配慮しなければいけません。
感情と理性のバランスが大切なのです。
ハーブと瞑想とアファメーションを使って、到達するのが最良です。
失恋やトラウマで混乱した人とともに取り組んでくれる
カウンセラーや良い傾聴者は、
より超然としていられること、または、自分の同情は他者の感情に巻き込まれ、
カウンセリングの効果をなくしてしまうということを
学ばなければいけません。』
********
カードに描かれているハーブは プルーリシーです。
(ヤナギトウワタ)
プルーリシーの根は、去痰剤、発汗剤(発汗を引き起こす)、
利尿剤(水の排泄)、駆風剤です。
咳や息苦しさ、インフルエンザ、風邪、
心膜炎や他の肺の問題にも利用されてきました。
消化力をゆっくりにし、胃炎を緩和します。
プルーリシーの根をハートチャクラの近くに身に付けたら
別離や失感情による虚無感や悲しみの感情を和らげる助けになります。
嘆きや不幸は、肺に蓄積されます。
そしてうっ滞と痰のような感じで現れています。
プルーリシーの根は、消化と浄化が必要な、古い感情を解放します。
深い呼吸と新鮮な空気が、助けてくれます。
プルーリシーはあまり聞き慣れない名前なので 調べてみると
日本では ヤナギトウワタ と呼ばれているそうです。
ヤナギトウワタは 鮮やかなオレンジ色の花をたくさんつける
ガガイモ科の植物です。
別名 宿根パンヤとも呼ばれています。
開花期は6~9月頃です。
北アメリカ原産で、北米の先住民がその根を
気管支炎などの胸部疾患の治療や
去痰剤・解熱剤として用いてきた薬草で、
英語ではPleurisy Root(Pleurisyは胸膜炎という意味)と呼ばれています。
タンポポの綿毛と同じように、冠毛と呼ばれる糸が 種にくっついています。
*******
キーワード:
過去の痛みや失恋から自由になる。
他者が過去からの解放を見つける手助けに取り組む。
癒しが起きるための空間を創造する必要性。
状況の目撃者以上の者になる。
アファメーション:
「私は感情的痛みが去ることを許します。
私の心は聖なるものと共にあります。」
********
このカードは
ハーバルタロット部を始めてから2年半で
初めて引いたカードです。
絵柄からも想像できるように あまり良い印象ではないカードですから
できればお目見えしたくないカード。
ですが、引いてしまったものはしょうがない(笑)
ソードの3は
言葉、出来事、思考などによる心の傷、心の痛み に焦点が当たります。
ただ、それは 自分自身の心の傷、傷み ということだけではなく
周囲の人や 助けを求めている人の
心の傷、傷みを表していることもあるのです。
何かに失望したり 心を乱されたり
周囲に理解されず 孤立してしまったり・・・
人生ですから、そんなことも起こって当然。
ちょっと不安を暗示するカードですが
もし 大きな傷やトラウマを抱えて
問題になっていることがあるとしたら
今は 感情を鎮めて 理性から切り離して
心の整理をするべきときなのですね。
自分に心当たりがなければ
周囲にそんな人がいないか 気を付けて見てみましょう。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
********
あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。