さて、今日の一枚。
ソードの王
『 岩の上に座っているソードの王は、
グラウンディングと考えを打ち立てる能力を現わしています。
剣は左手に持たれ、彼の青い衣装は 彼の考えを明晰にし、
革新的思考に対する開放という、生来の能力を意味しています。
黄色の衣装は、書くこと・話すことといった、
言葉において創造的で表現豊かであろうとする意欲を表しています。
彼は、自分のコミュニケーション能力を、
人を創造的に刺激することに利用できる、
生まれながらの外交官であり、哲学者です。
彼の鋭い分析能力は
真実でないことから真実を切り離すことが出来ます。
しかしながら、彼は、
この剣を批判的で無慈悲に使わないよう警戒しなければいけません。
他の人々のやり方に寛容であり、
彼らのゆっくりとした思考に苛立たないようにしなければなりません。
傲慢がソードの王ではありません。
彼は、自分の精神の明晰さを
自分の創造力や仲間をサポートするのに使うことを
学ぶ必要があります。』
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カードに描かれているハーブは セントジョーンズワート です。
西洋オトギリソウとも呼ばれ
黄色い花を咲かせる根茎性の多年草のハーブです。
セントジョーンズワートは、
恐れや抑うつ、欲求不満の感情を鎮める能力を与えてくれます。
そして 自由な想像力が通り過ぎることを許すようになります。
鎮静のハーブで、神経系を強化、刷新し、
魂を目覚めさせ、抑うつを消し去ります。
軽度から中度のうつ病や、更年期障害、
自律神経失調症、不安神経症などに効果があります。
外用としては、アザや捻挫、
外傷や腫瘍 虫刺されの治療促進に使われます。
注意 : 妊娠・授乳中の方やお子様は控えてください。
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キーワード:
真実の探求者。
統合の極地。
自分の考えにおごる。
行きすぎた正当化と批判。
信念についての明確なコミュニケーション。
落ち着いて新しい考えに心を開く必要性。
アファメーション:
「 私は、明確に悟り、自分の信念と発想を伝える自分の能力を認めています 」
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ソードの王は
知的で、落ち着いた雰囲気の
30代後半以上の男性や
冷静で頼れる雰囲気の人物などを意味します。
主に男性を象徴し、
男性の医療従事者によく表れるカードです。
意思の力が強く、
人々に最も効率的な道を示すことができる力を表します。
今週は正位置だけでなく逆位置のキーワードも記載しておきます。
<逆位置のキーワード>
冷酷・ 厳格・ 暖かみが感じられない男性
プライドが高い・ 独断と偏見でものを言う
手段を選ばない・ 極論で考える・独裁的
なぜかこのカードは、逆位置でのキーワードが強く浮かびます。
良くも悪くも、正義感・使命感が強く情に流されない、
自分の意思を持って生きている人というのは
よほど人間性が確立されていないと、この逆位置のような印象になりかねない・・・
ということへの警告なのかもしれませんね。
良い面に目を向けると・・・
今回のカードで私が気になったもの・・・
それは、カードの絵柄の 黄色 と
遠くに飛んでいる二羽の鳥。
黄色は 上記の衣装の部分でも記載があったように
書くこと・話すことといった、
言葉において創造的で表現豊かであろうとする意欲を表しているのですね。
二羽の鳥は 幸運の兆しだそう。
■ 書くこと、話すことが巧みな ちょっとクセのある30代後半以上の男性
■ 黄色
■ 幸運の兆し。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
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あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。