9月1日、新月、始まりの日。
今回の行き先は 那智山です。
熊野那智大社、那智の大滝、青岸渡寺等を総称して
「那智山」と呼びます。
那智山のある紀伊勝浦駅へは
うちから特急くろしおに乗って 電車1本で行けるので
3時間ほどかかるとはいえ、便利便利。
(※紀伊勝浦の駅では ICOCAが使えないので
乗車券は事前に購入必須!!)
紀伊勝浦の駅から 1時間に1本しかないバスに乗ります。
往復券を買うと 往復1240円のところが1000円になってお得♪
終点の「那智山」で降りて いざ!
さあ、ひたすら階段を上ります。
少し上ったところに 記念撮影する場所が。
ちょっと色褪せた風景の前で記念撮影するのね。
ああ、でもきっと・・・
ここで「那智山に来ました」の写真だけ撮って
逃げて帰る人が多いんだわ!
・・・っていうぐらいの階段数(笑)
やっと上が見えた!と思って上りきったら
またその先に次の階段があるという、地獄の階段・・・
途中の売店で 冷えたラムネやオロナミンCを
つい買いたくなるわ。
昔はみんなこうやって冷やしてたよね・・・
ちょっとノスタルジック♪
着いた~!!と思ったけど
やっぱりここからもう少し続いてた(笑)
あまりの苦しさに、熊野那智大社拝殿に到着したときには
写真撮ることもすっかり忘れてました。
そんな疲れを癒してくれたのは、
樹齢約800年と推定されるご神木の樟(くす)の木。
ご神木の木とは別の樟の木で
根本にある穴をくぐると無病息災を祈願できるという「胎内くぐり」があったので
くぐってきましたよ。
かなり腰をかがめないといけないので、
身体が固い私にはちょっと辛かった(笑)
そして名物、巨大おみくじを引き お言葉をいただきます。
おおお~~、今年初の「大吉」!!
「物事の出発点を誤たないようにせよ。
仕事を始める場合は周到に用意して大局に目を注げ、
成功は疑ひなし。」
なんだかよくわからないけど、大吉なんだから♡
そしてご朱印をいただいて 次に進みます。
「青岸渡寺」です。
お参りして、ここでもご朱印をいただきました。
さて、先を急ぎます。
・・・が、途中でいいものみっけ♡
那智と言えば那智黒(黒飴)。
その那智黒がソフトクリームになった黒飴ソフト、制覇いたしました♡
黒糖と紀州備長炭が入ってるんですって~。
なんとなく弾力のあるもっちりした食感で、味は黒糖そのもの。
かなり濃厚なお味でした(^^)
じゃばらジュースで喉も潤して・・・
その茶店で教えてもらった道を進んで・・・
あ、あんなところでスイカ冷やしてる!美味しそう~~
なんてよそ見をしながら
三重塔と 那智の滝のベストショット☆
険しい石段を下って・・・
「飛瀧神社」に到着~。
飛瀧神社は、この滝自体が ご神体。
滝の飛沫に触れることによって、延命長寿の霊験があるという伝説があるそうです。
御滝の銚子口。よく見ると流れ落ちる3本の水流が。
ふと見上げた空にも 3本の雲。
延命長寿の水も しっかりいただいてきました。
(器は500円で授与していただけます。)
こちらでもご朱印をいただいて・・・
今回のお参りは終了!
バスを待つ間に・・・
じゃばらシロップかき氷!!
あと味すっきり!とあるように
暑さも疲れもスッと引いていくような 爽やかな味でした。
このじゃばらシロップかき氷で生き返った~~~
そうそう、じゃばらと言えば・・・
自慢気にtwitterに写真を投稿したら
友人たちから 「じゃばらってなんじゃ??」とのコメント・・・
じゃばら、知らないの!?
「邪気を祓う」と言われている、
和歌山県北山村周辺にしか自生していない柑橘類ですよ!!
和歌山ではお土産屋さんとかでたくさん見かけるので
ぜひお試しあれ~。
そうそう、今回お土産屋さんで目に留まったもの。
それは、「梛(なぎ)の木のお守り」。
「梛の木」は 熊野のご神木だそう。
梛の葉は、金剛童子(仏教徒の守護神で阿弥陀如来の化身とされた)の変化身と考えられていて
お参りの際に先達(せんだつ(案内人))から梛の葉を手渡され
参詣者は帰途の安全を願い、梛の葉を護符として袖や笠などに付けて帰ったのだそう。
梛の葉が災厄避けのお守りとして使われていたのだそうです。
ちょっと変わったお土産におススメです☆
那智山のあちこちで見かけた注意書の貼り紙には
こんな文言がありました。
「持って来たものはすべて持って帰る。
残して良いのは足跡だけ。
持って帰るのは土産と思い出だけ。」
ゴミを捨てて帰らない、自然のものを勝手に持ち帰らないように、という
戒めの意味が強いのでしょうけど、
当たり前のことなのに、心に響きましたね。
今回もたくさんのお土産と思い出を持って
特急くろしおに乗って
海を眺めながら 帰途に。
青い海、青い空。
電車の中から撮影したとは思えない至近距離!
こんな海の近くを通るんですよ~。
やがて日も傾き・・・
最高のサンセットシーンも見ることができました♡
早朝から日没までの 日帰りの旅。
石段を上るのは体力的にも厳しかったけど・・・
自分の足で、神仏にお参りさせていただけること
非日常的な 美しい景色を眺められること
幸せなことだなぁ・・・としみじみ感じる旅でした。
※海のそばを走る電車ならでは・・・の非常時の避難案内。
「すわっておりる」のパンダが可愛すぎる~(笑)
※メモメモ
パンダといえば、白浜に パンダみたいな可愛いドームハウス
「パンダ・ヴィレッジ」があるそうです。
次に和歌山に行くときは ぜひ行ってみたい♡
http://www.toretore-village.com/index.html