冬になると めっきり庭に出ることもなくなり
植物たちを愛でるのは もっぱら室内。
我が家には 一畳半ぐらいの広さのサンルームがあって
南東の 一日中日当たりの良い場所なので 昼間はまるで温室!
(当たり前ですが 夜はすごく冷え込みます・笑)
そんなサンルーム、
10年ほど前には 私も熱心に大好きな植物たちを並べて癒しの場所にしていたのですが
5年ほど前からは ほとんど母まかせ・・・。
ときどき 覗いてみて
「ああ、この花 まだちゃんと育ってる!」
「あれ?ここにあったあの子は 枯れちゃったのかなぁ・・・」と
思い出したようにお手入れをしてみたりしますが
今日はカメラを持ってサンルームへ!
天井から吊るした イルカのサンキャッチャーがキラキラ反射しています。
空いている鉢に 母が株分けや葉挿しをしてどんどん増やしているサンセベリア。
サンセベリアはマイナスイオンをたくさん出して
空気を綺麗にしてくれる植物。
こうやって増えた鉢は キッチンの出窓にも並んでいます。
シクラメンも 蕾が付き始めました。
とくにおおげさなお手入れはしないのに、毎年ちゃんと咲いてくれる
優秀なシクラメンです。
ん?見覚えのない 苺の鉢が。
母が苗を買ってきて植えたのかな。
去年まで 庭に植えていた苺の株を 移動させたのかな・・・
札には「とちおとめ」とありました。
美味しい苺がたくさん実りますように♡
これは 去年から植えっぱなしのヒヤシンス!!
球根を掘り起こすのを忘れていたけど 土植えだからそのまま育っていたんですね。
今年も綺麗に咲いてくれそう♡
雑貨屋さんで買ったミニサボテンが巨大化し
30~40cm以上の大木のようになっています・・・。
もう自力で支えきれず、支柱を立てています(笑)
先っぽに 可愛い新芽が♡
ピークが終わってしまったシャコバサボテン。
満開の時は それはそれは見事だったのに・・・
写真撮ればよかった・・・
咲き残りの花を一枚パチリ。
一時期 ターシャ・テューダーがのり移ったかのようにガーデニングにハマったときは
私のお気に入りの鉢を揃えて 水や肥料もこまめに管理して
神経質なほどお手入れをしていて 自慢だったサンルーム。
母に任せっぱなしになっている今でも
立派に逞しく育ってる植物たちを見ていると、
申し訳ない気持ちになることもあります。
植物に向き合う機会が減ったのは
時間がないからだけじゃなく 心のゆとりがないからなのかも。
小説家の 田口ランディさんのツイートで
「花を見つめるのは、最高の瞑想なんです。
ただ無心に美しいと感じていればいいの。意識状態が変わります。」
こんな言葉に出会いました。
ただ無心に美しいと感じること。
それだけでいいのですね。
自分がお世話をしているから、とか 人間のエゴではなくて
目の前にある植物を見て 美しいと感じればそれでいい。
だから 植物たちが美しく咲けるように・・・
庭や畑に出るのはなかなか難しいけど
自分の部屋やサンルームの植物たちぐらいは もっとお手入れを頑張ろう。
春には植え替えもしてあげなくちゃ。
写真を撮りながら あらためて気付いた今日の午後・・・でした。