『 ブレない人間は格好いい。
そのためには 自分の生き方の「軸」を持っていないといけない。』
白洲次郎さんは、こんな意味を持つ言葉を
「プリンシプル」 と呼んでいたそうです。
著書 「プリンシプルのない日本」 の中で
「他力本願の乞食根性を捨てよ」
「イエス・マンを反省せよ」
「八方美人が多すぎる」など、 日本人の本質を辛口に、且つ的確に表現されていましたねぇ。
最近ふと 思い出したのです。
白洲次郎さんという人物を。
そして このプリンシプルという言葉を。
白洲次郎さんを調べていると こんな名言がありました。
『 日本の人の”悪口”というのはね、
単なる悪口で 僕はそういうの、とても嫌いなんだ。
僕はよく人の悪口言うけど、お前、こういうことをやってるな、
よくないぞ、こうやったほうがいいぞって、具体的に言うんだよ。
日本の批評っていうのは、あいつの右足の靴のかかとの減り方が気に食わないって、
しつこく食い下がるんだ。』
『 何でもかんでもひとつのことを固執しろというのではない。
妥協もいいだろうし、また必要なことも往々ある。
しかしプリンシプル(原理原則)のない妥協は妥協でなくて、
一時しのぎのごまかしに過ぎないのだと考える。 』
『 プリンシプルは何と訳してよいか知らない。
「原則」とでもいうのか。
日本も、ますます国際社会の一員となり、我々もますます外国人との接触が多くなる。
西洋人とつき合うには、すべての言動に
プリンシプルがはっきりしていることは絶対に必要である。』
自分の中のプリンシプル、 ちゃんとあるかな?
エジプトの香水瓶。何枚撮ってもピンボケ。
いかん、ブレてはいかんのだ!!!(笑)