無事合格!

 

 

先月の初め、今年の抱負のひとつである資格試験にチャレンジしました。

資格取得のための試験なんて20数年ぶり!

 

若いころは資格を持っていることに憧れ、仕事に活かそうとそれなりに勉強していくつか資格を取得しましたが、

実際には資格の価値やネームバリューより知識や経験値が重宝される雰囲気の業界だったので

資格はあまり役に立たず(笑)

以来、資格というものに興味が湧かず、新しいことを学ぶ機会がほとんどありませんでした。

 

が最近、

異次元レベルですごく優秀な人たち(普通に激務の仕事をこなしながら

合格率15%の国家試験に一発で受かっちゃうレベル)に囲まれた環境で過ごしていると、

「私も何か学ばなければ」と・・・

さらには無謀にも「私も何か資格が欲しいな・・・」と思うようになり・・・

まずはとりあえず、何かを学んでみて結果を出す、ということにチャレンジしてみたくなりました。

 

仕事に活かせるようなジャンルだと気負いが大きすぎるので(笑)

得意なジャンルで腕試し!みたいな気分で取り組みました。

 

目指した資格は「ジュエリーコーディネーター3級」。

ジュエリーに関しては、マニア歴30年、彫金制作歴も10年弱。

短大でも学んだし天然石業界にも10年いて、宝石の知識なら自信あり!

新たに覚えることも少ないし、テキストを読んでいればどうにかなるか~と軽い気持ちでしたが、

受験の申し込みをしたすぐあと、難易度高めの国家資格を持つ妹に

「試験対策はやっぱり過去問(題)やで!」と言われてハッとしました。

そうだ、国家資格でも民間資格でも、やるからには適当ではなく確実にしなければ!!

 

さっそく過去問題を取り寄せ、ビデオ教材を毎日30分、科目ごとに繰り返し何度も視聴。

集中力が落ちて暗記力もすっかり衰えているので、とにかく「試験勉強を習慣付ける」ことが第一でした。

 

最後の週末は過去問題を徹底暗記。

試験自体はそんなに難しくないと聞いていたので、あとは不安や緊張、うっかりミスとの闘いです(笑)

 

何が不安って、試験会場に着くまでが心配で心配で。

行ったことのない場所に、時間までに確実に到着することがこんなに大変だと感じるのは

やっぱり歳のせいでしょうか(笑)

 

会場に着くまではハラハラしたけど、久しぶりだったにもかかわらず試験そのものは全く緊張せず。

試験の雰囲気って、今も昔も変わらないものですね。

そう感じるのはそれなりに経験してきたからかな。

 

試験時間は2時間ですが、早い人は30分で退席するほどあっけなく終了。

私も1時間ほどで終えました。

 

20数年ぶりにチャレンジしてみた感想は・・・

 

終わった〜!!とにかく終わった。

「今日も勉強しなければ」という緊迫感から解放された!

この解放感が一番印象的でしたね。

たった1か月ほどの勉強期間だったけど、高校受験や大学受験を思い出してなんだか懐かしさを感じました。

 

試験は、もっと出来ると思ってたのに、ひねり問題にちゃっかり引っ掛かってショック(笑)。

完璧!と自信ある問題(つまり過去問題からの出題系)と、これどっちだろうって迷う問題のバランスが微妙で・・・。

それってちょうど合否判定のラインなんでしょうね。

やっぱり上手く出来てるなぁ。

 

そんなこんなで、手応えがあるのかないのか、

ひとつミスに気付くと、他にもミスしてるんじゃないかと不安妄想の嵐。

とりあえず結果が出るまでは何とも言えないな・・・ということで、

すっかり冷めた気分で迎えた合格発表が昨日でした。

 

結果は・・・(今って郵送の通知より早くオンラインで発表されるのね)

 

無事合格!!

 

はぁぁぁ~~、良かったーーーー!!

これがダメだったら、すっかり自信をなくして人生投げやりになるところだった(笑)

とにかくホッとしました。

 

この資格、登録料も結構お高いのですが、こんなバッジ(有料)がもらえるんですよ。

(画像はお借りしました)

これが欲しくて受験したといっても過言ではないぐらい(笑)

1級はダイヤモンド、2級はサファイア、3級はルビー。

さすがジュエリー業界の資格バッジですよね~。

 

皆様もどこかでこのバッジを見かけたとき、

「ルビーのバッジは3級ね」とか

「サファイヤだから2級(店長、チーフレベル)ね~」という目安にしてみてくださいね。

※めったにお目にかかれないと思いますが、ダイヤモンドの1級はハイブランドの販売員や人材育成、教育者レベル。

 

 

それにしても、ここ数年の状況考えたら、よく頑張ったよ、ワタシ。

 

チャレンジする勇気を持ったこと、

学ぶ習慣を身に付けたこと、

目標を持つことの大切さを再認識出来たこと。

 

すごい進歩だ!

 

 

ちなみに、ジュエリーコーディネーター試験、

当たり前といえば当たり前ですが受験者はすごく若い女の子が多くて、

意外だったのは男性が結構な人数がいたこと。これも時代の変化でしょうね。

 

 

老眼鏡かけて受験してたのは多分ワタシ一人でしたけど(笑)