憧れる人・・・
こんな人になりたい、こんなふうに生きたい・・・
誰にでもそう思う人は 何人かいますよね。
私がそう思っている人のひとりが
「FOXEY（フォクシー）」というブランドのオーナーデザイナー 前田義子さん。
高級ブランド FOXEYの服を愛用してるのか とか、
そんな可愛い服が似合うのか・・・とか、そういうことは置いといて（笑）
（たぶんそれらは全部 NO・・・）
前田さんの「迷わない」「ぶれない」考え方に 憧れているのです。
前田さんは、仕事・会社経営のこと・・・人間関係のこと・・・子供の教育のこと・・・
すべてにおいて、とてもシンプル、かつ前向きなポリシーを持っている方なのです。
著書の中の言葉を挙げると
「迷う人は何事も 他人や社会の価値観で判断する人。」
「私が迷わないのは、考えないから迷わないのではなくて、
ふだんからいろいろシュミレーションして
「考えてある」から迷わないのです。」
「決断というのは、
どれだけ自分がそのことにたいして信念と覚悟をもてるかとういうことです。
自分の信念と覚悟に基づいて、迷わずこれでいこうと決めたタイミング、
それが決断なんです。」
「去る者は追わず、来るものは選んで。」
「正しい結論の考え方は、余分な言葉を使わないことです。」
「 「まあ、いいか」と思って選んだものは
「まあ、いいか」というものしか与えてくれないし、感じさせてくれないものです。
これだけものがあふれて、情報があふれている時代だからこそ
「気持ちのいい自分」になる感性が育ついいものをちゃんと選んでほしい。」
「 「なぜ前田さんは風邪もひかないし、いつも元気なんですか」と
みんなに言われるのかというと、ひきます、私だって。
でも人に言わないだけなんです。」
「 強運になるには、目的をはっきりさせることです。
自分は何を手に入れたいのか、どうしたいのか、したくないのか。
目的がわかっていないということは、
自分自身が分かっていないということではないでしょうか。
ではどうすれば目的をはっきりさせられるかというと、
自分の考えを整理することです。」
正論だけど、なかなか実行できないのよね～・・・ってツッコみたくなることもあるけど
こういうことを意識できるかどうかで
目の前の小さな「迷い」が消えることもあるはず。
だから ときどき 前田さんの著書を読み返して
そうそう、前田さんならこんなとき、こうするはずよ！と
前田さんになりきって、カッコよく迷いを捨てる（笑）
今の時代、自分がこうありたい、という哲学的なもの、
いわゆる「自分のスタイル」がないと
周囲の意見に振り回されたり
ちょっとした挫折で前に進めなかったりすることが多いですよね。
そんな時代だからこそ、
「こうありたい」と思う憧れ、目標を持ち
それを自分の軸にすることって大切なんじゃないかなと思うのです。
前田さんの素晴らしいところは
お客様からの「勇気あるご意見・愛あるお叱り」も きちんと受け止めること。
スタッフたちやお客様の声に しっかり耳を傾ける。
なかなかできることではないと思うのです。
それは、自分の会社自体を愛しているからこそ できること。
そんな前田さんのブランド FOXEY が出版している「フォクシーマガジン」のアンケートに（姉が）答えたら
お礼の品が届きました！
「秋の色に染まった草木が美しい季節を迎えました。」 から始まる文面が
また素敵なのです！！
いつまでもセレブたちからの信頼と人気が衰えないのには理由があるのね、と納得です。
ただ良いものを使っていて高価だとか、流行りだとかではなく、 「一流」。
一流には一流の世界、価値観、 それだけの信念と美学があるのですね。
マガジンのアンケートハガキ一枚の どんな小さな声でも ちゃんと受け止める・・・
こうやって形になってお返事が届くと
前田さんの言ってることは 言葉だけでなく行動を伴っているからこそ
たくさんの人の心に響いているのだろうなと思えます。
自分の言動に責任を持つ。
まずは、そこからなのですね。
「 私が服をつくることやフォクシーを続けるということは、
努力の結果ではなくて、「楽しみの結果」なのです。」
どんなことでもプラスに変える 前向きな精神があるからこそ言えることですよね。
努力や「力」で続けるのではなく、「楽しい」から続けられた。
そう言い切れる人生であるよう
これからも 憧れの人たちから学んでゆきたいと思っています。
（写真部・私の天使コレクションより）
