家庭の味、というと 母が作ってくれる”おかず”をイメージしますが
我が家は おかずと同じぐらい、お菓子のイメージが湧きます。
昔からいろいろなお菓子を作ってきて
同じ材料を使ったものでもアレンジしたり
何かの原因で いつもと違う味になったり
それが次への新しいレシピに繋がったり。
口にするもの、は 見た目半分 味半分 と よく言いますが
たしかにそうだなぁ・・・と思います。
我が家では定番のプリン。
透明の耐熱ガラスの器に入れて
基本的にはいつもだいたい同じ作り方の同じ味に仕上がります。
が
今回 ちょっと いつもと違う器に入れて 仕上げてみました。
温かみのある、ココット風の器。
すると、 不思議なことに
いつもと違う味に感じるのです。
プリンといえば、いつものガラスの器。
いつもの味。
そうインプットされていたのかもしれませんね。
もちろん いつものガラスの器に入れたプリンも
涼しげでとっても美味しく感じます。
でも、 『いつもの』・・・という感覚が 味覚よりも先に視覚がキャッチして
いつもより美味しいものでも いつもの味になってしまうことが
なきにしもあらず・・・かな。
単純かもしれませんが
少しでも美味しく感じるような一工夫って
やっぱり大切なんだなぁ・・・と
プリンをいただきながら しみじみ感じていました。
本当は、写真映りを考えて用意した器なんだけど
意外な効果にオドロキ(笑)