「好き」が繋げてくれる先へ

 

 

今日Twitterでこの写真の投稿を見て

震えるほど感動したのです。

(画像はお借りしました。)

 

スペインで宝飾制作・美術やバルセロナの街の情報を発信している

Hiroko Miyamotoさんの投稿で

(すみません、無断で紹介させていただいてます。)

 

海のモンスター”ヒッポカムポス”に乗る水の女神テティス。

アメトリンを使った古代ローマのゴールドフィンガーリング・

素晴らしい、、。

 

紀元前1世紀 Christie’s 

 

ワタクシ、高校生の頃からギリシャ神話にハマり

いろいろな登場人物や物語を読み漁り

ギリシャ神話が描かれている絵画などが大好きだったのです。

 

その中で、なんとも説明がつかない感覚で

無性に惹かれたのが、この女神テティス。

 

20代の頃にまったく泳げないのにマリンスポーツに夢中になったのも

女神テティスの影響を受けていたからかも・・・と

勝手に思い込んでいたり(笑)

 

インターネットというものが出てきてから

初めてEメールを使うのに付けた私のアドレスやハンドルネームが

「テティス(Thetis)」だったほどです。

 

ギリシャ神話では、「アキレウスの母」という印象ぐらいで

特に大きな存在というほどでもなく

女神テティスを扱った絵画や美術品はあまり見かけることがありません。

 

だから、私の大好きな「リング」というモチーフで

女神テティスに出会えたことがもう奇跡レベル!!

 

しかも「アメトリン」ですよ。

 

このアメトリンという石も

これまた説明が難しいのですが

「もし自分を宝石や天然石に例えるなら、私はアメトリン」という

なぜかわからない惹かれ方をしている石。

 

私の「好き」の集合体・集大成なのです!!

 

 

少し前にも、こんなことがありました。

 

 

朝から、懐かしいメロディーが頭から離れない。

 

それは、中学生~高校生の頃だったか・・・

大好きでよく聴いていた、ヘヴィーメタルの「浜田麻里」の曲。

 

イントロから静かに始まるバラードの曲で

最初から最後まで曲は覚えているのに歌詞が出てこない。

検索しようにも、歌詞が分からない・・・

 

当時聴いていたアルバムのタイトルを思い出し

なんとか見つけたその曲は

「More Fine Feeling」

 

これだ~~~!!と感動しながら歌詞を読み返していて

気が付きました。

 

「作曲:山田信夫」

 

まあ、普通あまり気にしないし感動もしないでしょう(笑)

でも、私にとっては衝撃的な発見だったのです。

 

その「山田信夫」さんとは

私が20代前半頃にファンクラブに入るほど大好きだった、

「Grand Prix(グランプリ)」というハードロックバンドのボーカルさんなのです。

ライブハウスにもよく行ったっけなぁ・・・

 

そうそう、余談ですが

こんなマイナーなバンドにもかかわらず

当時就職した会社の同期の男の子が このバンドのキーボードの方の弟さんの友人で

「Grand Prixを知ってるの!?」って盛り上がり

一緒にライブに行ったこともありました。

それも今から考えたらすごい偶然だったなぁ・・・

 

そう、このGrand Prixも前身はヘヴィメタルの「ラウドネス」のメンバーとのつながりがあったので

山田信夫さんが、ヘヴィメタル・ハードロック界でこの浜田麻里さんに曲を提供していることは

今なら「なるほどなぁ・・」で終わるところなのですが

 

ふと浮かんだメロディーから繋がった情報・・・

 

なぜ今?

 

そんなことを考えていて気付いたのです。

 

 

人生は「好き」で繋がっているし

「好き」で繋がっていく。

 

自分の「好き」を追いかけていれば

過去も未来もちゃんと繋がっていくんだと・・・

 

なぜこれが「好き」なのか?なんて

理由も説明も必要ない。

 

自分が唯一、自信を持てる感覚こそが

「好き」という感覚なのだから。

 

そして

「好き」と「嫌い」が混ざり合うことは

絶対にあり得ないのだから。

 

これからは この「好き」という感覚を大切に、

小さくても少なくてもいい「好き」のコミュニティの中で

繋がり、進んでいけばいい。

 

それは「専門家」にもなりえるだろうし

「オタク」でも「マニア」でもいい。

 

ただ、自分の「好き」という感覚が繋げてくれる未来を信じて

進んでみよう・・・

それがちょっと楽しみになってきた・・・

 

 

そんな気持ちになれた出来事でした。