ベルトモチーフリング

posted in: アート部 | 0

 

 

今年最初に仕上がった作品は

ベルトのモチーフのリングです。

ベルトモチーフのリング。ダイヤモンドを7石留めてゴージャスな仕上がりに。素材:K10

今までも、見つけると思わず買ってしまうほど

なぜか昔から惹かれるベルトモチーフ。

9154A7B7-17B5-4543-A389-E7F12C9B3DFB

ベルトモチーフに込められる意味合いみたいなものとしては

「結びつき」や「社会的地位の上昇」、

チャンピオンベルトなどにも象徴されるように

「困難な技術習得や克服、目標の達成」などがあるそうです。

38216249-DE9A-487B-9BC0-4BDE55EF2F9E

また、ベルトはシンプルな洋服を着るときのアクセントにもよく使われるので

「自尊心の強調」なども言われるそうです。

60B6033E-713B-4AE1-BFE6-C0BB61F4D980

まあ、もっと単純に解釈すれば

「締める」というところから、

「身も心も引き締める」みたいな意味もありそうですね。

CDBA45D6-3427-46A8-BCDC-EFAE8DE8346B

なにはともあれ、デザイン的に惹かれるモチーフ、ベルト。

今回はいたってシンプルなデザインで作りました。

 

今回、素材はK10、

そして本物のダイヤモンドを7石も使っています!

 

実はこのダイヤモンド、もともとこんなリングだったのです。

7D14FF57-9F6D-4627-8D61-CD602F51326E

なんとなくシャネ○を思い浮かばせるデザインですが

実はそういうブランドのものではなく(笑)

20代の頃、それっぽく見えるデザインが気に入って買ったものです。

 

が、サイドにあるエメラルドが一石外れて行方不明に・・・

とても気に入っていたのにもう着けられず、

ずっとジュエリーボックスに仕舞ったままでした。

 

素材がK18とプラチナで高価なものだったので躊躇していたのですが

せっかく彫金を習っているのだし・・・と 思い切って

石を全部外してリメイクすることにしたのです。

71FC2D5E-2BDE-4A5D-AB2C-F9C0C506BBCC

で、思いついたのが、ベルトモチーフ。

WAX型を形成するのは慣れてきて

だんだんと早くなってきました。

重量を軽くするために、なるべく削り込んで・・・

K10で鋳造してもらいました。

F2B0C68A-DCD0-4614-BB70-3E479EB7998D

なかなかいい感じに仕上がってきましたよ~。

F4139B76-F9B3-4E58-BD50-34B42510B3D6

この四角くくり抜いた部分にエメラルドのルースを3石留めて

あとは、ベルト穴の部分にダイヤモンドを・・・

今回 石留めは職人さんに依頼しました。

 

が、もとのリングから外すときにエメラルドが破損してしまっていて

このリングには留められなくなってしまい・・・

76C58470-839D-4CBC-82FB-BFAFD478C3FA

ダイヤモンドだけ再利用した、リメイクリングの出来上がりです。

30B7091D-EF0D-47C1-B79E-F3CE26C24905

エメラルドは使えなかったけど

思い通りのリングが出来て、大満足!!

 

やっぱり、素材が良いと高級感が出ますね(笑)

 

 

 

そうそう、ブログではまだご紹介できていませんでしたが

去年から ちょっと高級感を出すために

K10製で作るのがマイブーム。

42339778_1929864993743914_2006727287558373376_n

ラリマーリングは、シルバー素材だったものを

K10製で、シンプルなデザインに変えてリメイク。

愛犬が家族の一員になった記念日を刻んだピンキーリング。素材:K10

そしてこちらはサイズ0号のピンキーリング。(自分用)

ルーペでよーーーく見ないとわからないけど(笑)

愛犬レオの名前と記念日を、オールドイングリッシュフォントで

刻んでいます。

 

K10はゴールドでも派手さがなく肌馴染みの良い色で

仕上がりも美しいのでお気に入り。

自分用に作るアイテムとして、ゴールドジュエリーも増やしていきたいな♡

 

 

さて、これから取り掛かるのは、またシルバー製のもの。

 

自分が着けたいジュエリーではなく

贈りたい相手をイメージして作るジュエリーに挑戦したいと考えています。

 

思いついたのはいいけれど、なかなかデザインが決まらない(笑)

 

焦らず、じっくり考えて

納得のいくジュエリーに仕上げたいと思います。

 

今年もますますやる気の彫金。

これからは、要望に応えて作れるような技術も磨いてゆけたらいいな。