朝晩が肌寒く感じる季節になりましたね。
こんな気候のときに欠かせないのが
「巻き物」。
マフラーやストール・・・
素材や厚み、質感などで
そのときどきの気温に合わせて 上手く使い分けたいですよね。
今日は、今の時期に使えそうなマフラーやストールを
収納から出してチェックしていました。
すると、なんだか懐かしいものが・・・
バブル時代に海外で買った、シルクのスカーフですよ!
鴨やアヒルのモチーフを見かけると 買わずにはいられなかった(笑)
当時でも絶対珍しい柄だったと思うけど、今見ても大好きだわ~~~
シルクのスカーフといえば
なぜか国内で買うことはほとんどなく、
海外旅行のお土産・・というのが定番。
今思えばこんな高価なものを、いくら免税とはいえ
よくぽんぽんと買っていたなぁ・・・
私はちょっとシックな
ジャンニ・ヴェルサーチやジャン・フランコ・フェレが好みでした。
こんなスカーフを三角に折って羽織るようにして背負ったり、
首からぶら下げていましたよ、ええ。
これは姉の部屋にあったもの。
今見ても、芸術作品というか、美術品のように美しいシルクのスカーフ・・・
フェラガモやエルメスなんて、額に入れて飾りたいぐらい。
そういえば最近
当時流行っていたドラマ「東京ラブストーリー」の再放送があったとか・・・
主人公のリカちゃんは紺色ブレザーにこんなスカーフをのぞかせていたっけ。
W浅野(浅野ゆう子さんと浅野温子さん)のドラマ「抱きしめたい」でも
シルクスカーフをゴージャスに巻いていたしね~。
ああ懐かしい。
これは当時かなり気に入って買ったのを覚えてます。
やっぱり、鴨の柄です(笑)
タイのお土産でもらったジム・トンプソンは、今でも人気ありますよね。
好き過ぎて使えない(笑)
こういうデザインって、いつまでも古さを感じないからすごい!
他にも何枚かあるけど、こうやって広げて柄を確認することって
今までなかったなぁ・・・
少し前まではシルクスカーフの再利用や
リメイク方法などが取り上げられていますが
最近はファッションとして、またあちこちで見かけるようになった気がしませんか?
もしかして、ブーム再来!?
当時でも1枚数万円はしたシルクスカーフ。
せっかく気に入って買ったものだし、今日まで大切に保管してきたのだから
まずは記念にカメラに収めて、またときどき使ってみようかな。
20代の頃は、自分の欲望を満たしてくれるものは
大抵 外にあって、それを手にするために努力してきたけど
最近は、自分が心から満足できるもののほとんどは
外ではなく既に手にしていて、自分の手元にあったんだなと
改めて気付くことが多くなりました。
そしてこうやって
自分が手にしたお気に入りのもの、宝物を
いつでも見たいときに眺められる時間こそが
とても贅沢な時間だな・・・と思えるのです。
長い人生で無駄にしてきたように感じることもあるけど
形になって残ってるものが与えてくれる安心感もある。
それは、30年近く経っても変わっていない自分の好みや
形になって残るモノが運んでくれる、当時の思い出・・・
断捨離やリサイクル、モノを持たない暮らしが話題になっているけど
手に入れたものを大切にすること・・・
努力して手に入れた、自分の好きなものに囲まれて
満たされる時間を持つゆとりも
今の私には必要だなと 改めて感じました。