探し物をしていて、ふと見つけた思い出の箱。
何年ぶりかに開けてみると
学生時代に行ったヨーロッパの硬貨や
チケットの切れ端たちを入れた袋が入っていました。
ついでに、革のコインケースも見つけたのですが
これは、研修旅行に行ったとき
ちょうど研修期間が12月~1月で
私たちをガイドしてくださった方から
「12月生まれの人にプレゼント!」ということで
偶然12月生まれだった私がいただけたもの。
黄色の色が、当時は気に入った色ではなくて(こらこら・笑)
誰かにあげてしまったと思いこんでいたのだけど
今見て見ると、革の感じも秋っぽいマスタード色も
色褪せない金具も・・・
なんだかすごく素敵じゃない♡
それはそうと、
この硬貨たち、「リラ」ですよ。「リラ」。
なんといっても、ユーロになるうんと前のことですもんね。
でもね、
イタリアの硬貨って、とても美しいと思いませんか?
あ、上部真ん中の、外側が金色の松明を掲げる天使の硬貨は
もしかしたらフランスの硬貨かも!
硬貨に書かれている「RF」は、
フランス語による国名:Republique Francaise の略称だそうです。
内側が金色の硬貨が、イタリアの硬貨ですね。
裏面まで、芸術的。
ミケランジェロとか??
「フラン」って書いてあるってことは
これは、フランスのかな?
紙幣も一枚見つかりました。
イギリスの硬貨は、エリザベス女王ばっかりです!(笑)
1ポンド(左下)のコインは厚みもあって、
側面にもなんか書いてありますよ。
今年、新しい1ポンド硬貨が出たそうなので
古いのは価値が出るかも~(笑)
お金の価値って 不思議ですよね。
使われなくなって 価値がなくなったり
古いと逆に価値が上がったり。
でも、そんなことは関係なく
外国の硬貨って 綺麗で大好きなのです!
昔 コインを使ったアクセサリーが流行ったけど
この懐かしい硬貨たちで
また何か作ってみるのも良いかな(^^)
そうそう、外国つながりで。
ちょうど先週、
憧れの、フィレンツェ彫りのジュエリーアーティストの方にお会いできて
フィレンツェのお話を聞いたりして
懐かしい思い出に浸っていたタイミング。
今月は彫金教室に行けないのですが
あれこれジュエリー作りに対する想いがどんどん溢れてきています。
Kadomiさんのジュエリーは
ひとつひとつに施れたフィレンツェ彫りの装飾と
世界各地から買い付けているという天然石の美しさが
とても素晴らしいのです!
直接お会いしてみて、その温かくてユーモアのある人柄にも感動~。
フィレンツェで腕を磨かれた、KadomiさんのWEBサイトはこちら。
↓
懐かしいものが思い出させてくれたもの。
新しい出会いが思い出させてくれたもの。
それらが重なって 繋がって
今の私の中に ストンと入ってきたような気がします。
過去や思い出って
どんどん遠くなって
今の自分からは切り離されているように感じることがあるけど
ここ!というタイミングでまた、必ず繋がる。
だからどんな過去や思い出も、大切にしていきたいですね。