カスカラ<ペンタクルの4>

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さて、今日の一枚。

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ペンタクルの4

 

女性が上品にそして整然とチェス版の床に座っています。

彼女の頭はぴったりとしたスカーフで覆われています。

そして彼女はしっかりとしたまなざしで自分を見つめています。

彼女は 安全と中心を感じる 自分らしい場所に到達しています。

 

この女性は自分が執着し、頑固になるほど、

固くなりすぎないように注意しなければなりません。

 

もし、自分が固執している地位や所有物から力がやってくると考え始めたら

恐れに満ちたやり方が働き出し、

聖なる魂から本当の力が来ていることを忘れてしまうでしょう。

 

背景には屋外トイレがあります。

彼女が魂レベルで不活発になること、

そして、少し自由になるための

魂レベルの緩下剤を取る必要があることを示しています。

 

もはや必要のない、固定し絡みついた

古いものを警戒すべき場所が二か所あります。

 

もうひとつとは、彼女が充分な意図と意味がないまま、

ものごとを経験することがないよう、

気を配る必要があるということです。 』

 

 
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カードに描かれているハーブは カスカラ。

 

あまり聞きなじみのない名前ですが、

古くからアメリカで使われてきたお通じを促すハーブ(樹皮)だそうです。

 

魂レベルでは、このハーブは聖なるカスカラサグラダとして知られており、

こわばって古くなってしまった思考や着想を手放すことができるようにします。

 

苦みがあるカスカラの樹皮は、肝臓、胆嚢、胃、すい臓などを含む

消化器系全体の分泌作用を刺激します。

 

それは、安全な強壮・緩下の薬草の1つとして知られています。

 

腹痛を防ぐために、カスカラを下剤として使う時、

アニス、キャラウエイ、フェンネルの種を同時に摂取すると良いでしょう。

 

魂レベルの詰まりを解消するためには、カスカラの樹皮 一片を

小袋に入れて持ち歩くとよいでしょう。

 

 

注意: このハーブと下剤の効果のあるハーブは、

妊娠中に使用してはいけません。

 

 

 

 

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キーワード:

 

安定と安全。

構造と秩序の創造。

開放の必要性。

魂レベルの停滞。

古いものを手放し新しいものの場所を空ける。

恐れと心配。

 

 

アファメーション:

 

「 私は自分の魂の力と安全を知っている。 

私は信念を自分の中に見出す。」

 

 

 

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手にしたものを維持し 安定している状態ですが、

過度な所有欲や支配欲が出ているようです。

 

金銭を守る・維持する・貯め込むという意味合いが

良い面で出ているときはいいのですが

 

人も物も金銭も

一度手にしたものを頑なに抱え込み

必要のなくなったものや 役割を終えたものまで

手放せずにいるのかもしれません。

 

そのために

現実的な物質面だけに囚われて

周囲に迷惑をかけていたり

思いやりや配慮に欠けているかもしれません。

 

 

執着を手放しましょう。

 

 

このペンタクルの4のカードが出るときは

いつもなぜか、逆位置で出ます。

 

 

執着を手放すべき というメッセージ性が

より強調されているのでしょうね(笑)

 

今日は6月30日、「夏越の大祓」。

 

今年も半分が過ぎました。

 

半年分の 知らずに犯した過ちや罪、穢れを祓い

執着も手放し

すっきりと気持ちよく 今年後半を過ごしてゆきたいですね。

 

 

 

 

今週は こんな感じです。

 

 
さて 来週はどんなカードが現れるかな。

 

 
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あとになりましたが

私は タロットの専門家ではありません。

タロットを使って 占いをするわけでもありません。

 

このハーバルタロットは

今の自分 に必要な助言などを得るために

自分を見つめるために

自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。

 

タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。

ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。

 

このカードを引いたら

このハーブが必要なんだ!ということではありません。

 

カードを引きつつ

カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため

あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので

ご理解いただけましたら幸いです。