さて、今日の一枚。
15 牧神(Pan)
『 パンは山羊座が司っており、半人半獣の牧神です。
人生に対し、貪欲に関心を持って、森や牧草地で遊び戯れています。
彼は、自然をすべての生命の力として尊敬しています。
「パン(pan)」という言葉は「すべて」という意味です。
パンは自然の法則と制限を理解しており、
そして、自然界の中に喜びと自由を見つけ出しています。
彼は我々に、外の世界だけではなく自分の内面にも同様に当てはまる、
自然の法則を悟るように求めます。
パンは我々の敵(悪魔)に見えますが、
彼は他ならぬ、一番奥にある我々自身であり、
自分たちの中毒的な行動、それは無意識に引きずっている自分に課した制限、を
観察するように求めているのです。
彼は自分の人生における真実と向き合うこと、
そして、神経質になりすぎないことを要求します。
「パニック」という言葉は、パンに由来し、
そしてパンによって引き起こされる不安や恐怖を意味します。
15番のカードを見るときは我々はパニックを起こします。
しかし、パンは私たちにユーモアと笑いの感覚を開拓することを求めているのです。
彼は我々に自分の人生を笑い、楽しむことを教えてくれます。
我々に輝くこと、そして、すべてのことを真剣に捉えすぎないことを望んでいます。
我々は、行き詰ったときのバランスを取り戻すために
牧神パンのエネルギーが 本当に必要なのです。
※ウエイト版タロットでは、XVには悪魔のカードが配されています。
ハーバルタロットでは牧神のパンとなっていますが、
カードの持つ意味は、通常の悪魔(devil)のカードと同様で、
一見、怖い側面のみならず、ユーモアや遊び心も示しています。』
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カードに描かれているハーブは ロベリアです。
ロベリアは喘息や気管支の痙攣、
そして他の痙攣性の症状の治療に使われてきました。
押し込められた人生の気の流れを開放するのを助けます。
タバコへの欲求をなくす作用があるので、喫煙の処方に使います。
魂レベルで、土星が司っているロベリアは、自己に課した制限を手放すための
ハーバルエッセンスとして使われています。
このハーブは、我々の膠着した気のエネルギーを動かす能力を持っています。
そして、最大の敵である自分自身に、パニックを起こさず直面するのに必要な
内的な平和を探し出すのを助けてくれます。
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キーワード:
光り輝きたい。
あまり真剣になりすぎない。
古いパターンを破りたい。
用心や心配から解放されもっと遊ぶ。
不適切に自分自身をぶちまける。
真実でも本質でもないものが付きまとう。
アファメーション:
「 笑いは全ての物事を解決する。私は自分の中の喜びに力を与える。 」
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このカードは、惰性に流されている自分への警告です。
現状を変えるのは エネルギーも必要になるし難しいものです。
「ここから抜け出さなくても今は別に困らないから、適当にうまくやればいい」 と考えていると
視野が狭くなってしまいます。
すると結局は 根本的な事が改善されず、ストレスがたまることになります。
どこかに抜け出すチャンスがあります。
新しい発想を持ち、現状打破する強い意志と行動力が必要です。
そろそろ正気に戻りましょう。
どこかで 現状打破するために思い切った行動をしなければなりません。
自分が本当に輝ける、自分の目指している場所は ここではないのです。
今 具体的に何を目指しているかはわからなくても
今の自分は 惰性の中にいるかもしれないということ、
自分の周りには 誘惑があることを知っておくこと。
同時に誘惑されても、動じない「自分の芯」「信念」を持つこと。
自分を信じて その信念で自分を支えるとき、なのかもしれませんね。
その鍵となるのが 「ユーモア」「笑い」。
自分が心から楽しいと思えるものを 再確認する必要があるのですね。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
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あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。