先日友人にいただいたもの・・・
小さな小さなガラスの欠片。
穴を開けてバチカンを付けて
アクセサリーとして使えるようにしてくれていました。
小さなガラスの欠片ですが
ただのガラスではなかったのです。
それは
「ローマングラス」
ローマングラスとは・・・
紀元前から紀元後の約400年もの間
地中海沿岸地域で隆盛を極めたローマ帝国領内で作られたガラスで
古代ローマ人が使っていたガラス。
このローマングラスの欠片は
その地中に埋まっていたローマングラスが銀化したものだそうです。
銀化とは、ガラスが200年~500年以上 地中に埋まっている間に
ガラスの成分と地中の微生物の化学反応によってできる一種の風化現象で、
銀色や金色、虹色に変化することを言うそうです。
銀化したローマングラスは、人工的には作れません。
自然が長い時間をかけて創り出した輝きだからこそ
現代の人々をひきつける深い趣きがあるのでしょうね。
この小さなローマングラスも
光にかざすと神秘的な色が浮かびますよ~
綺麗~~~♡
古代ローマといえば、2000年以上も前。
そんな遥か昔に作られ、使われていたガラスが
長い年月を経て 遠い国で誰かに出会う・・・
ローマングラスだけに
まさに 浪漫(ロマン) ですね(笑)
小さなバチカンを付けてくれているけど
せっかくのローマングラスが壊れてしまわないように
安全に、オシャレに 身に着けられるように
ちょっとした枠でも作ってみようかな。