パリの女学生(1996年)

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年末にすることといえば、大掃除&断捨離。

 

そして断捨離あるあるで、引き出しというミステリーゾーン、タイムカプセルからこんなものを見つけてしまいました。

じゃん。1996年の雑誌です。

 

まったくおしゃれではなかった私ですが、外国のおしゃれな女性には興味がありました。

当時はこんな、街かどでのスナップ写真ばかりの雑誌があったのですよ。

いまならインスタグラムのタグ #おしゃれ女子 とか #街角スナップ とかで見れそうですけど。

 

25年前のパリの女学生はなかなか見られませんよ・・・

ちょっと中を見てみたいですよね?

 

では私が当時(今でも)お気に入りの写真を見てみましょう!

 

ちらっ

こういうムートンジャケット流行ってた~!

あえてデニムジャケットを中に着て・・・が定番でした。

こういう感じね。

ジャケットにナイキの帽子。ミスマッチのようで可愛い。

あくまで、デニムはインです。ジャケットのイン。

たまにアウトもあります。(あるんかい!)

黒一色とかモノトーンとか・・・

色数が少なくてもニュアンスがある。

腕組みしてても可愛いし。

上の左3人のバッグに注目。

あ、これの右下の人のバッグも。

説明はあとで。(絶対忘れるわ!)

パリっ子が着るとなんでもおしゃれ。

(それを言うならパリジェンヌやろ)

微妙なカラーでもすごく個性的に着こなしてる。

色選びが上手ですよね。

3人並べば真ん中が一番可愛く見える法則。

いやいや、両端の子も可愛いよ。

これなんて私が来たらきっと中学生~(笑)

なのになんでこんなナチュラルに可愛いのかしら。

あれ?これはなんで気に入ってたんだっけ?(おい)

これはたぶん左上の人の笑顔にやられた。

左下の真っ赤なベレー帽なんて、この子と手塚治虫先生しか似合わない。

こんなん、絶対モデルやろ、ってツッコミ入れる。

映画に出てた人ちがうん?ってみんなツッコミたくなるよね。

普通にこんな美人おるんか!って(笑)

 

だけど、くどいようですが1996年の写真です。

 

15歳の子は40歳に、

20歳の子は45歳になってるはず。

 

もしかして、あらこれワタシだわ〜って人がいたら

どうぞ昔を懐かしんでくださいね。

(フランス人がこのブログ見てるわけないけど)

 

というわけで、25年前の雑誌の中身をご紹介いたしましたー。

 

しかし、25年前とは思えないファッションですよね。

今でも全然普通にいそう。

むしろ私は今よりこんな25年まえのファッションの方が好きかもなぐらい。

 

とはいえ、私の1996年の写真なんて、もうハッキリとあの時代ですね!と言えるぐらい、当時の流行のファッションや髪型、メイクだったな、今思えば。

 

だけどこの雑誌のパリっ子たちは、今見ても全然違和感のない可愛いさ。

 

それはきっと、時代に上手く溶け込みつつも、

流行や人からの評価に流されない、自分の個性という軸をちゃんと持っているからなのでしょうね。

 

フランス人はプライドが高いと言われているけど、

こんなプライドなら私も持ちたい(笑)

 

 

それにしても私の物持ちの良さ!

 

 

しかしこれに驚いていてはいけません。

 

忘れていませんか?(自分が忘れそうやったくせに)

 

さきほど「上の左3人のバッグに注目。」と書きましたが

その注目のバッグとは・・・

 

当時私が大好きだったイタリアのブランド、

MANDARINA DUCK』(マンダリナダック)です。

 

調べてみたら、まだありました、普通に。

あまりに昔のことで、もうないかと思ってました(笑)

 

実はこのマンダリナダック、学生時代に研修でイタリアに行ったとき

初めて免税店以外で買い物をした、特別なバッグのブランドなのですよ。

 

もちろんそのときのバッグも大切に保管しています。

それは雑誌よりも古い、30年前のですが。

この色、そして当時から大好きだったアヒル(カモだけど)がひとつになった

一目惚れのバッグ。

 

学校からの研修だったので、みんなで行く免税店以外では

なかなか買い物なんてする勇気がなかったのですが

(だってトラベラーズチェックの時代ですし~)

ローマのホテルのすぐ近くのショーウィンドウでちらりと見えたこのバッグだけは

どうしても欲しくて欲しくて我慢できませんでした。

 

たしか当時の日本円の値段で1万円ちょいぐらいで

学生の私にはかなり思い切った買い物だったのですが

勇気を出して身振り手振りと片言英語で(英語は最後かい)

なんとか手に入れることができたバッグです。

 

さあ、もう一度見てみてください。

ほら、形は違うけど、同じ「マンダリナダック」のバッグです。

この「TANK」というシリーズが当時パリでも流行っていたのですね。

それがちょっと嬉しくて自慢で。

よ~く見ると、雑誌の中にはほかにもちらほらと「マンダリナダック」のバッグを持った写真がありました。

 

雑誌を買ったのはバッグを買ってから5~6年後ですから

きっと当時を懐かしく思って眺めていたんでしょうね、私。

 

まさか25年後も同じ思いで眺めることになるとは思ってもみませんでしたけれども。

 

 

 

そんなことをしているうちに、2020年が終わってしまいますね。

 

 

そろそろ大掃除に戻ります~。

 

 

(オチなし)←そんな余裕ない、年末だし