イタリア旅行4日目。
6:30起床、8:45出発。
7:45に朝食です。
バターケーキやカップケーキ、スコーン・・・
なんとフィレンツェのこのホテル、
朝食バイキングにスイーツがいっぱい!!
朝からスイーツを楽しめるなんて、幸せすぎます。
フィレンツェのホテルでは2泊するので
朝食を満喫できるのは嬉しい~
そして嬉しいと言えばもうひとつ・・・
いつもより少し遅めの時間に出発なのは
バスを使わず、徒歩で観光出来るから。
フィレンツェの街は、中心地だと徒歩30分圏内に
観光名所が集中しているんですね。
イタリアに来て初めて、「滞在してる」という感覚を味わえました(笑)
ホテルの部屋の窓もレトロな感じ。
古さに歴史を感じますね。
窓の正面の景色。
飾られている絵も素敵♡
さあ、一番楽しみにしていた街、フィレンツェの観光に
いざ出発!!
サンタマリア・ノヴェッラ教会の前の広場にある
「イル・ジーリオ・ディ・フィレンツェ」
フィレンツェの百合という意味の紋章です。
この紋章をあちこちで見かけると
フィレンツェに来た~~っていう実感が湧きますね。
フィレンツェ観光のメインといえば やっぱりウフィッツィ美術館。
チケットも素敵。記念に置いておこう♡
ウフィッツィ美術館は30年前にも来て2度目ですが
現地ガイドさんのユニークな説明を聞きながら見ると
面白おかしくて、楽しさ倍増!
同じ観光をするなら、現地のガイドさん、絶対におすすめです!
美術館の窓から見えるヴァザーリの回廊。今は通れないのだそう。
ポンテヴェッキオ橋も一望できます。
この時点で、美術館にいながら心はもうポンテヴェッキオです(笑)
記念にウフィッツィ美術館のエコバッグを購入。
ウフィッツィ美術館のって、言わないと分からない地味さが良いのです(笑)
逆に、これぞフィレンツェ!というエコバッグも買いましたよ。
素材が風呂敷みたいで妙に親近感があったので
つい手にしてしまいました(笑)
2度目の美術館なので、知ってる知ってる~と頷きながら回っていると
おや、美術館の中に見たことないけど見覚えのあるイノシシが!
これはもしや・・・
「新市場の回廊(メルカート・ヌオーヴォのロッジア)」の南側にある
幸運のイノシシ!?
このイノシシの鼻を撫でると幸運が訪れるとか
再びフィレンツェに来ることが出来るとか、
イノシシの舌からコイン落とし
下にある格子の中に入ると願い事が叶うというジンクスがあるそう。
30年前からあったのかどうかは分かりませんが
今回、何が何でもこのイノシシの鼻を撫でなくては!!
そして鼻を撫でたあと、私もやってみました!コイン落とし。
一度目は失敗しましたが(笑)二度目で成功!
私の願いはもちろん
「再びフィレンツェに来れますように!」
美術館を出ると、爽やかな青空が見えてきました。
フィレンツェではとても久しぶりの青空だとか。
私の想いが通じたのかしら♪
そしてガイドさんたちとヴェッキオ宮殿を眺めて
ダビデ像を四方八方から拝み(笑)
フィレンツェのシンボル「花の聖母の大聖堂」
ドゥオーモの「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」
ドゥオーモのクーポラにも上れるそうですが
今回は時間が(体力?)なく諦めました。
サン・ジョヴェンニ洗礼堂の東門の扉、
「天国の門」
駆け足で主要観光地を見て回ったあと
お昼からは、待ちに待ったフリータイム!!
(本当は中華料理の昼食が予定されていたのですが
今回勝手ながら辞退させていただきました・・・)
昼食時間を削ってでも行きたかった場所、
それは「ポンテヴェッキオ橋」!!
ジュエリー好きのジュエラーにとっては、聖地のような場所です(笑)
何度も何度も地図でシュミレーションしていたので
迷うことなくポンテヴェッキオ橋へ向かいます。
橋の入口 左側の壁のアーチの右上に
「Ponte Vecchio」の文字が見えてきました~!ドキドキ!
ポンテヴェッキオ橋は
想像していたより狭く、小さなスペースでした。
とにかく人が多く途切れません。
まあ、これでも観光シーズンよりはかなり少ないのでしょうけど。
宝箱の蓋を開けたようなショーウインドーに
歴史を感じます。
蓋を閉じたところも見てみたかったなぁ~
お店の数もけっして多くはありませんが
ひとつひとつじっくりと眺めていると
あっという間に時間が経ちます。
今回このポンテヴェッキオ橋では
伝統のフィレンツェ彫り(透かし彫り)のリングを姉に
私用には 浮かし彫りという技法のシルバー製のバングルを買いました。
予想はしていましたがこういうお店でお買い物をするのって
なかなか大変でした~。
あらかじめ自分が欲しいもののイメージ写真をスマホに保存し
店員さんに見せることで
スムーズにやりとりが出来たように思います。
あ、あと、翻訳アプリね(笑)
時間があれば、ずっと眺めていたいジュエリーたち・・・
次に来た時には、何日もかけてじっくり回りたい!
姉のリングのサイズ直し(工房があるお店では
2時間でサイズ調整ができるとのこと)が出来るまで
いったんレプブリカ広場まで戻って、一休み。
1733年創業の老舗カフェ、「GILLI(ジッリ)」へ。
日本語のメニューがなかったので ここでも翻訳アプリが大活躍。
カメラをかざすと翻訳されて画面に表示されます。
すごい時代になったもんだ。
フルーツタルトとカフェラテで一息入れます。
ついでにトイレも借ります(笑)
「ドーヴェイルバンニョ?(トイレはどこですか?)」と店員さんに聞いたら
「トイレット アッチ(あっち)!ムコウ(向こう)!」と日本語で返されました。
観光地では、英語はもちろん、
日本語もカタコトで通じるところも多かったですね。
30年前とはかなり変化した点です。
もう一度ポンテヴェッキオ橋に戻る途中
中世の衣装を着けた人たちのパレード(?)に出会いましたが、
後で聞くと、1786年のこの日(11月30日)
フィレンツェで死刑が廃止され、欧州初の出来事で
トスカーナのお祭りの日(州の祭り)となっているそうで、
そのパレードだそうです。
偶然ではありますが、とても素敵なパレードを見られました♡
やっぱり私、フィレンツェと相性が良いのね♪
サイズ調整をしたリングを受け取ったあとは
ポンテヴェッキオ橋に別れを告げて・・・
お目当ての革小物屋さんに向かいながら
サンタクローチェ教会の前を通ると
クリスマスマーケットが開催されていました。
マーケットは始まって数日しか経っていないらしく
一日しか観光できない私たちにとって
これもまたラッキーが重なりました。
ふと気づくともううっすら暗くなってきました。
最終目的地、ホテルのそばのサンタマリア・ノヴェッラ薬局は
営業時間が6時半まで。
急がないとお買い物が出来ない!!
帰り道を急ぎます。
ああ、でもこのクリスマスイルミネーションの綺麗なこと!
ゆっくり写真を撮る時間がないのが悔しい~
サンタマリア・ノヴェッラ薬局の入り口は、教会とは別の通りにあります。
この小さな入り口の重厚感のある扉の中ですよ~
ホテルマンみたいなジェントルマンが扉を開け閉めしてくれます。
中も美術館のような教会のような、厳かな雰囲気。
お買い物の仕方が分からない・・・とあたふたしていたら
奥のスペースに日本人女性の店員さん発見!!
丁寧に説明をしてくださったので、無事にお買い物が出来ました。
有名なローズウォーターと石鹸、
独特なミント味が癖になるミントキャンディー。
(缶が可愛い!)
紙袋もたくさん貰っちゃった♡
とにかく動き回った半日、
サンタマリア・ノヴェッラ薬局を出て
通りのすぐ向かいにあるホテルに戻ると
ダウンジャケットに汗が滲んでいました(笑)
歩数計を見ると、2万歩!!
さすがにもう、夕食に出かける元気は残ってなかった(笑)
ので、日本から持って来ていたレトルト食品の
五目ごはんやおにぎりを部屋で食べました。
ホテルの屋上にはテラスがあって
フィレンツェの夜景が綺麗に見えます。
なんて贅沢な!!
たっぷり歩いて堪能したフィレンツェ、
明日にはもう次の街へ・・・
名残惜しい夜ですが、明日迎えるフィレンツェ最後の朝に向けて
おやすみなさい♡
次へ続く。