旅に向けて(おさらい編)

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まだ自分でも信じられませんが

今から2週間後に、イタリアに旅立ちます。

 

8日間の旅ですが、イタリアを訪れるのは学生のとき以来。

 

冬休みを利用しての研修旅行だったのですが

当時、海外といってもあまりピンときていなくて

直前まで課題だの試験だのでバタバタして

分厚い資料に目を通す余裕もちゃんとした心の準備もないまま

出発となりました。

 

子供の頃から、「外国」には憧れていましたが

私にとっての「外国」は、幼い頃に見たアニメや絵本の世界。

 

「ラ・セーヌの星」「ベルサイユのばら」がフランスで

「フランダースの犬」がベルギー?オランダ?

「キャンディキャンディ」がイギリスなら

「南の虹のルーシー」と「ふしぎな島のフローネ」がオーストラリアで

ロシアと言えばパルナス。(あれ?ちょっと違う?)

 

そしてイタリアと言えば、言わずと知れた「母をたずねて三千里」ですよね。

 

そう、当時の私にあったイタリアの知識はその程度。

 

そんな状態で行った初めての「外国」・・・

 

とにかく 毎日こなさなければならないスケジュールに追われ

いろいろなカルチャーショックを受けたはずなのに

感動の記憶よりも、「大変だったよなぁ・・・」の思い出の方が大きいのです。

 

それでも思い返せば、短期間で多くのことを見て学べた

とても贅沢で素敵な研修旅行だったので

いつか絶対に、また同じ場所を訪れたいと思っていました。

 

そしてまったく予想していなかったタイミングで

その機会はやってきました。

 

今回はすごーーーく久しぶりの海外旅行ということで

やっぱり安心・安全なツアーパックを選びましたよ。

なぜかハネムーン向けの(笑)

 

ということで、

 

今こそじっくりと、学生時代のあの研修旅行を振り返るとき。

 

どうやって振り返るかって?

 

実は私、昔はすごくマメで几帳面な性格でして。

 

小さなノートに、旅の記録をびっしりと残しているのです!

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最初の1冊目のノートは普通の方眼ノートでしたが、

 

昔はこんなトラベラーズノートが旅行用品の売り場で売っていて

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もしものときの備えや情報が記載されていたり

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こんなふうに一日のスケジュールも書き込める、

それは便利なノートがあったのです。

今は売ってないのかなぁ。

 

で、その当時のノートを見返してみました。

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見学に行った場所のメモですね。

あとでレポートの提出があったので、ささっとメモしたのでしょうか。

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最終的に私がレポートのテーマに選んだのは、

このポンペイの遺跡でした。

帰国後、本や「ポンペイ最後の日」の映画とかを見ながら

いろいろ研究したっけなぁ。

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街なかのメモ。

「ごみばこがかわいい」って(笑)

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宿泊したホテルの間取りまでメモしてる。

なんのために?(笑)

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我ながら恐ろしい細かさ!!

フランス~イタリア~ロンドンを周った旅だったので

使ったお金を全部、円に換算してメモしてる!

まだユーロがなかったから管理が大変でした(笑)

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「ドゥオーモの前にジプシー集結」って・・・

集会の予定じゃありませんよ(笑)

 

当時からジプシーやスリが多発していて

たしかクラスメイトの誰かが被害に遭っていたような記憶が。

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とにかく毎朝早起きして

移動~見学~移動・・・の毎日。

 

こうやって記録しておかないと、

何がなんだかわからなくなっていたのでしょうね。

 

どこで何を見たとか、誰に何のお土産を買ったとか。

 

どの町の印象が良くて、どこで食べたものが美味しかったか。

 

全部記録してあります(笑)

 

その記録と大量の写真とを照らし合わせると

当時の記憶、感覚、感情がだんだんとリアルに蘇ってきました。

 

 

今回行く場所も

たぶんほとんどが、二度目になる場所。

 

その訪れる建物や場所は、30年という月日が経っていても

何百年という歴史の中では

ほんの短い空白の時間なのでしょうね。

 

 

長い長い歴史の中の同じ空間で

30年前と今・・・ ふたつの時間を

どんな風に感じられるのか

 

とても楽しみです。

 

 

 

さあ、思い出に浸ってばかりもいられません。

 

旅に向けて、いろいろ本格的に準備しないと!