好きだから履く

posted in: 日常のつぶやき | 0

 

 

今日は大安吉日。

先日長年の念願を叶えて手に入れた新しい靴を下ろしました。

若い頃から憧れていたブーツ!

私はもともとひどい外反母趾だし足にトラブルもあって、足に関してはコンプレックスの塊。

なので靴はデザインで選べるほどの選択肢がなくどちらかというと無関心で、

そのうちにお洒落な靴を履きたいという思いも薄れてしまっていました。

 

が、実はずっと前から、編み上げブーツにすごく憧れていたのです。

それもこのドクター・マーチンの、通称「8ホール」と呼ばれる名作「1460」に。

 

ちなみに「1460」のネーミングは1960年4月1日に製造が開始されたから、という由来だそうですが、

私が「よし!買うぞ!」と決断したのも4月1日。運命の出会いを感じます。(無理やり感・・・(笑))

 

ずっと憧れだったこのブーツ、似合う年頃も過ぎたし、もう手に入れることもないだろうな・・・。

とりあえず買っちゃえ!と言えるほどの値段でもないし、と、いつからかすっかり諦めていました。

 

が、だからといって興味がなくなったわけではなく、

今でも電車の中や街なかでこのブーツを履いてる人を見かけるとついつい目で追ってしまう。

私は一度も履くことなく人生が終わっちゃうのかな・・・と最近急に寂しくなってきてしまって(笑)

 

履かずにいると後悔が残るかもしれない。

履いてみて、痛すぎたり合わなさすぎたり、やっぱり似合わなくなっちゃったと感じたりしたら

綺麗さっぱり未練を残さずに済むかな・・・

今はとにかく履いてみたい!

靴って当然、履き心地が一番重要だと思います。

特に私のようにスニーカーですら合う靴がなかなかみつからないほどトラブル多めの足には。

 

でもこのドクター・マーチンのブーツは、革が硬すぎるとか歩きづらいとか(笑)

履き心地なんてどうでもいい!と思えてしまうほどの魅力があるのです。

 

とにかく「絵になる」。

やっぱりね、私が好きな「スタイル」にはこのブーツが一番似合うんですよ。

このブーツを履くだけで好きなスタイルになる、と言ったほうがいいのかな。

靴でここまでの存在感を出してるものって、なかなかないと思う。

 

花柄のワンピースや、冬のニットワンピース。

タイトなジャージスカートにもふわっとしたロングスカートにも。

黒やグレーのスキニーデニムにもお気に入りのベティ・スミスのジーンズにも。

ああ、想像するだけでも可愛い。

今日初めて下ろすまでの数日間、部屋に飾ってニヤニヤしてしまうほど。

 

手に入れた喜びと、これから履けるワクワク感、どんなスタイルに合わせようか考えたり、

毎日心が満たされるような気持ちでした。

 

年齢とか流行とか自分に似合う似合わないとか、

もはや履き心地も関係ない!

 

「好きだから、履く。」

 

それでいいのです。

 

買ってみて、履いてみて、

やっぱり「好き」に勝るものはないな・・・と確信しました。

「好き」はいろんな障害をも克服できるのね。

 

 

で、肝心の履き心地についてですが・・・

 

まず、サイズは購入するときにちゃんと試着したので、

通常履いているサイズよりも1サイズ大きめを選んで大正解。

外反母趾が痛むこともまったくなく、とりあえず一安心でした。

 

革の硬さについては、さすがに硬い!思っていた以上に硬い。

これは履き続けて柔らかくなるのを待つしかないので、早く馴染んでくれるのを待つばかり。

革製品独特の使い込んだ感のある皺が付くのが今から楽しみです。

 

・・・今週から初夏の陽気になるっていうのが一番気がかり(笑)

そして季節は梅雨へと進んでいく・・・

なぜ秋に買わなかった!?とのツッコミは重々承知。

 

いやいや、ドクター・マーチンはファッションの一部なのだ!

雨だろうが夏だろうがどんどん履いてやる~~!!