さて、今日の一枚。
カップの10
『 10個のカップが、危なっかしい感じで
不安定な水の上に逆三角形にバランスを取っています。
周りと後ろには、雲と虹は、過ぎゆく幻想を意味しています。
今は、人生の報酬を祝う時です。
しかし、祝福の中で 中心を失い酩酊するまでに、自分を見失わないで下さい。
「満足と喜びの中にあっても、厳かに、平静でいた」と中国の文献にあるように
内なる平静を維持することを学ぶのです。
このようにして、人は、喜びの感情のエネルギーを悟り、
意識的になることができるのです。
我々はしばしば、傷みや悲しみを通じて学ぶと考えますが、
喜びや至福やその他の事を通して人生のレッスンを学んでいるのです。
新しい洞察と新鮮な気づきに心を開きましょう。
しかし、理想郷症候群に陥ってはいけません。
地に足の着かない妄想を簡単に信じてはいけません。 』
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キーワード:
至福の感覚。
喜びを見つけたときの感覚を養い認識する、
よりネガティブで、妄想的で、怠惰で
そして非現実的な幻想が示されるだろう。
今は精神的な執着を解放し新しい光の中の
背負い込む責任の負担を暗示を調査するとき。
実現不可能なこと。
アファメーション:
「 私は目の前で起きていることに対し、全責任を持ちます。 」
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このカードに描かれているハーブは
マリファナ です。
マリファナは神経過敏に関連する眼の問題を緩和するのに使われます。
マリファナ(大麻)は、ポピー(けし)と共に、
所持と栽培は法律で禁止されているので
ここではスピリチュアルな特性について記載した部分を記しておきます。
真面目に考え過ぎる危険性がいつもあります。
楽しい酩酊は本当の内なる真実を、
間違った信念と区別する訓練に使うことができます。
ある意味、酩酊状態はすべてのものが心にある状態です。
「いま、このとき」の洞察と瞑想を通して、
人は、永遠の真実と存在の本質を覆い隠す幻想を突き破ることが出来るのです。
注意:マリファナ(大麻)、ポピー(けし)の所持・栽培は
法的規制がありますので実際に使用はできません。
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カップの10のカードは
愛情、喜び、幸せに満ち足りるカードとも言われていて
その幸せは、個人的なものから広がっていく全体的なイメージで
家族や仲間と一体で感じられる幸せを手にする感じです。
このカードが出ると、たいていの方は大喜びしますよね。
たしかに、幸せを感じることができることを伝える素晴らしいカードです。
ですが、カードに描かれている雲と虹は過ぎゆく幻想を意味していて
この幸せはいつか過去のものになることを表しています。
この幸せがずっと続いてほしいからこそ、不安も生まれます。
その不安に過剰に怯えず、幸せにおぼれ高望みすることなく、
今のこの幸せをかみしめつつ
しっかり地に足を付け、冷静な心で過ごすことを忘れないように・・・
さて
78枚あるタロットの中で、虹が描かれているのは「カップの10」だけです。
虹は未来につながる橋とも言われていて
クリスチャンの考えでは「神様との約束・契約の印」という意味があるそう。
未来は、神様と約束されているものなのですね。
今このとき感じている幸せは 今までの自分からの報酬であり
今からというときは また新しい未来へのスタートです。
これからやってくるであろう新しい体験を楽しみながら
神様と約束した未来に向かって 進んで行きましょう。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
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あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。