さて、今日の一枚。
ペンタクルの８
『 道具を手に持った職人が自分の仕事を注意深く観察しています。
彼は、技術をよく取得していますが、
常に学ぶことや完全に近づけるべきことが存在するのを知っています。
立派な自己統制の訓練は正しい選択を行うことを助けています。
財政的には均衡の取れた帳簿をどうつけるかを理解しており、
具体的には、健康をいかに保つかを学んでいます。
人生を生き続けるために、頼るべき資源が
そこにあることを理解しているからなのです。
強い基盤と根をつくる必要性は、拡張が起これば、避けられないことです。
適切な準備をしておくこと、そして、
時間をつくり、場所をつくることは、職人の論理の一環です。
彼は、怠惰な娯楽に巻き込まれないよう、
また、状況全体を把握するのを忘れ、細部に捉われないように警戒しています。
身体の要求に気を配ることは重要であり、
また、適度な休息と栄養は健康で創造的な流れの一環です。 』
＊＊＊＊＊＊
カードに描かれているハーブは ジンジャー（ショウガ）です。
ジンジャーは身に付けた人に健康をもたらし、守護するお守りとされていました。
また、お金をひきつけるために利用されました。
この植物はやる気を引き出し、構築的な方法で能力を使うための
エネルギーを獲得するのを助けます。
内なる職人が現れ、停滞した気分を除去してくれるでしょう。
ジンジャーの汁は実際に流れを起こしてくれるでしょう。
薬効としては、血行を促し、体を温めてくれます。
その性質から刺激剤とされています。
胃腸に対して多大な利益があり、消化不良、吐き気につかわれます。
このカードが出たときは、忙しくなるときであり、
どんなことであれ技術を鍛練すべきときなのです。
自己批判と審判は、今は必要ありません。
進んで働き、一瞬の細部までも捉えられるよう、今 この瞬間に存在するのです。
薬用としては、ジンジャーのお茶は、生のもの、２～３枚のスライスを
１パイントのお水で１０分間、グツグツ煮ます。
それは、消化不良、痙攣、吐き気に使います。
蜂蜜とレモンとともに摂取すると、風邪とインフルエンザの素晴らしい治療になり、
発汗して病気を追い出します。
妊娠初期には注意して使用します。
そして、吐き気があるときに、テーブルスプーンの量ぐらい、少量だけ使用します。
＊＊＊＊＊＊＊＊
キーワード：
準備されている。
自分の技術を学び創造する。
時間と空間を秩序立てる。
バランスのとれた帳簿をつける。
資質と身体のバランスを維持する。
アファメーション：
「 私は瞑想的で安定的な方法で仕事をする。自分が望む結果を創造するために 」
＊＊＊＊＊＊＊＊
今は 地に足が付き、バランスが取れている状態。
物事に取り組む姿勢や、根気強さを表していて
地道な努力を重ねる時期であることを暗示しています。
焦らずマイペースに1つ1つの仕事を確実にこなしてきたこと
真摯に相手と向き合い、信頼を築いてきたこと
そのような姿勢を讃え、このカードは表れます。
また、ペンタクルの８は「見習いのカード」といわれています。
自己修練や職業訓練で技術を身に付けるための下積み期間でもあるのです。
前向きな気持ちで努力を続けていくことは
必ず結果につながります。
その努力は無駄にはならないよ・・・と
保証してくれているのですね。
とはいえ、時間をかけて積み上げるというのがポイントなので
かなりの「長期戦」を意味しているかも。
今の努力が実を結ぶのは まだまだ先のことかもしれませんが
それだけ、努力と鍛練を積み重ねる時間があるということ。
何事も 一足飛びでは達成できません。
目標があって、高い評価を得たいなら、
それだけの努力を積まなければ。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
＊＊＊＊＊＊＊＊
あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ！ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。
