さて、今日の一枚。
『 若い従者が、新鮮な発想と思考とともに、新たなスタートの準備をしています。
彼は、抑うつ、ネガティブな考えなど、全ての重荷を掃き出しています。
そして、変化と新しい可能性への準備をしています。
彼は、新鮮な風が吹く瞬間のように、
考えをあいまいにする雲を吹き飛ばします。
彼は、新しいことを学ぼうとしているあなたの内なる子供です。
彼は自由思想家で、自分自身の新たな真実に入り込む準備をしています。
従者は、常軌を逸した、強迫的な思考のせいで、
エネルギー浪費しないように気をつけなければいけません。
その思考は軽率で悪意ある振る舞いに変化しかねません。
彼は、議論や論争で、皆をどこかに吹き飛ばしてしまうかもしれないのです。 』
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カードに描かれているハーブは ディル (セリ科の一年草:別名イノンド) です。
ディルは疝痛と腸内ガス、消化不良、消化不良に伴う不眠に使われます。
母乳の出を促進し、幼児の疝痛に使われます。
ディルは、注意と思考に焦点を当てる力を持っています。
使った人に内面の真理と魂の憧れの世界をもたらし、見せてくれます。
風のエレメントを鎮め、やってきた新しい考えを消化することを助けます。
ディルのハーバルエッセンスは、
従者の持つエネルギーである明瞭さと熱望を 増大させたいときに摂取します。
ディルは 「なだめる、穏やかにする」という意味の「dilla」に由来します。
5000年前の古代エジプトで すでに医師に使用されていて
イギリスにあるローマ時代の廃墟からもその痕跡が見つかっているそうです。
また、中世には 魔術を防ぐ効果があるとも考えられていたのだとか。
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キーワード:
新しい思考。
革新的な考えに対する子供のような熱中。
新たな始まりのために、抑うつとネガティブな思考を脇へ押しやる。
軽率で陰険にならないようにコミュニケーションに気を付ける。
アファメーション:
「 私はすべての暗闇と抑うつを追い払います。
そして、喜びとともに新しい思考と発想に心を開きます。 」
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ソードは、知性や思考のエネルギーを表します。
従者(ペイジ)のキーワードは
情報収集、まだ動きがない状態・スタート・未熟などなど。
このカードは
成長のための機会が 問題やジレンマという形でやってくることを示しています。
それを乗り越えていくために、しっかりと情報収集し、万全に整えつつ
警戒しながら 慎重に新しい世界に飛び込んで行きましょう。
憂鬱から脱する。
元気を出し、顔を上げる。
新しい世界は もう目の前なのですから。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
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あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。