ジュエリーデザイン画のテキスタイルで

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この度、ベルギー・アントワープ在住のジュエラー Ayano Jewelry (綾野さん)がデザインされた

ジュエリーデザイン画のテキスタイルが発売になりました。

 

Twitterで、生地を使った制作モニターを募集されている告知を見て、

この生地で洋服を作ったら素敵だろうな・・・と呟いたところ

なんと贅沢にも洋服制作分の生地をご用意していただけるとの嬉しいお返事をいただけたので、

恐縮ですがお言葉に甘えつつ、はりきって作らせていただきました♡

 

Ayano Jewelry さんのブランド名【Maison de A】の、ベルエポックのヨーロッパで描かれた本物のジュエリーデザイン画、

ベージュとブラウンの2種類のうち、洋服に仕立てるのはベージュの生地。

 

注:(ベルエポック(Belle Époque:「良き時代」)とは、厳密な定義ではないが、

主に19世紀末から第一次世界大戦までのパリが繁栄した華やかな時代、

及びその文化を回顧して用いられる言葉である。Wikipediaより)

芸術や建築でいうところのアールヌーヴォーな時代ですね。

 

生地は手配していただいてから10日ほどで届きました。

生地になってもジュエリーデザイン画の柄が滲まず、ベースの色とのバランスも良くて美しい~~!

生地はなんと、こんなにたくさんの種類の中から選べるそうです。

私は60番手ローン生地を選ばせていただきましたよ。

今回サンプルということで柄の大きさはお任せでしたが、

購入時には作りたいものに合わせて柄のデザインを拡大したりもできるそうです。

時代の進化ってすごい!

生地のこのサラッとしたしなやかさがローン生地の特徴。

ちょっと艶もあって上品に仕上がりそうです。

今回作りたかった服のデザインでは、シングル幅(110㎝)2mが必要で、

型紙を置いてみるとこんな感じ。結構ぎりぎり。

(内表に折って右側が輪になっています。)

中心から柄がV字に見えるラインになるように生地取り。

洋服作りではこの裁断の作業までが一番神経を使うところ。

気合いを入れたおかげで工程もスムーズに進み、無事に完成しました!!

デザインを生かした雰囲気が素敵なスキッパーシャツでしょ?

 

ところで、今回は「完成した写真を納める」ことが一番重要なミッションです。

ただハンガーに掛けた写真ではこのシャツの綺麗なシルエットがでない・・・と悩んだ末、

買っちゃいましたとも。手芸好きさんの憧れ、洋裁トルソー!!

普通のマネキンとは違ってちゃんとまち針などが刺せます。

なにより軽いのがいい(笑)

 

さあ、トルソーに着せてみましょう!

グラマーでスタイル抜群のトル子さん(なんとなく名前付けたし)

やっぱり綺麗なシルエットが出ますよね!

はりきりついでに一眼レフでも撮影したのですが、生地の色合いがなかなかうまく出せず・・・

(ピントも合わず・・・)

 

チームLibero、シャツ制作担当だけでなく一応撮影係も頑張ったのですが、

結局スマホ写真が一番美しく見えるのでは?な結論に・・・(笑)

スキニーデニムを合わせたり、インにしてスカートと合わせたり・・・

この生地だと、春先から秋口まで、長く楽しめそうです。

 

生地はこちらのサイトで購入可能です。

▶リアルファブリックさん

https://realfabric.jp/list.php?search_action=search&search_type=id&search_word=maisondeA

*ベージュはサンプルをいただいてからデザインが調整されたようで、ちょっとはっきりした濃いめの柄に見えます。

 

そして秋にはこの素敵なテキスタイルデザインで

・スマホケース

・スマホリング

・パスポートケース

・スライドミラー

などの、グッズも販売されるとのこと。楽しみですね♡

 

▶Ayano Jewellryさんのブログ・問い合わせ先などはこちら

Ayano Jewelry lit.link(リットリンク)

 

 

私たちチームLiberoは普段、手芸といえばリバティ生地が専門ですが、

テキスタイルでいえばトワル・ド・ジュイなどの古き良き時代のアンティークなヨーロピアンも大好き。

Ayano Jewelryさんの、ベルエポックのヨーロッパで描かれた本物のジュエリーデザイン画をあしらったテキスタイルは

エレガントさはそのままで、古いけど新しい、アンティークだけどモダンな、そんなイメージで本当に素敵なのです。

 

(ちなみに、ブラウンの生地で制作されたカルトナージュがこれまた素敵なんです!

生地の取り方、裏布やタッセルの色の合わせ方、素晴らしいとしか言いようがない。お写真はぜひ▶AyanoさんのTwitterで!)

 

 

今回は生地のデザインを見たときにパッと思い浮かんだのは襟付きで袖のあるシャツ、だったのですが、

この生地で何を作ろう・・・ どんなデザインのアイテムにしようか・・・

生地を目の前にしていろいろと考える時間も作り手にとっては最高の時間。

楽しみながらミッションを遂行することができました。

 

Ayano Jewelryさんはジュエラーでもあり、マルチな才能を持って閃きと行動力でどんどん世界を広げていっている素敵な方。

地球単位で生きている「地球人」だなぁと感じています。

実はベルギーチョコレートを検索していて(笑)Twitterで出会った方なのですが、ブログや「綾野ジュエリー図鑑」は見ごたえ、読みごたえあり。

ジュエリー好きさん以外でも楽しめると思いますよ~

 

今回テキスタイルサンプルモニターをさせていただけて、

チームLiberoもモチベーションが上がりっぱなしでした!

 

素敵なご縁に感謝を込めて・・・