古い雑誌の切り抜きから。
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「3つの『キセキ』って知ってる?」と聞かれた。
考えていると、悪戯っぽい目をして見ている。
こんな時は、何かを目論んでるに決まってる。
降参すると
「それは奇跡と軌跡と貴石さ。3つが揃わないと愛じゃないんだよ。」
と、後ろに隠していた手には、2つの箱が握られていた。
一つはリング。そしてもう一つは時計。
素敵な目論みに、なかなかロマンチストだな、と思った。
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たったこれだけの短い文章だったのですが、
何故か気になって、スクラップしてあった切り抜き。
3つの『キセキ』か・・・
つまり、
二人が巡り合えた奇跡と
二人でこれから刻んでいく軌跡、
世界で一つだけの選び抜いた貴石。
だけど何故3つ揃わないと愛じゃないのか?とか、
目論みってことは、つまりこれはプロポーズ大作戦ってことか、とか
何が言いたいのかイマイチよく分からないような、
なんだか始まりも終わりもない、曖昧な感じがして
素敵なキーワードを拾ったのに不完全な気持ちになったのを思い出しました。
でも不思議と、心にちゃんと引っかかってる(笑)
文章って、いつもきちんと伝わるように書かなければ、って考えてしまうのだけど
完全な形でなくてもいい
何かがどこかに引っかかればいい
そんなふうに気付かせてくれた切り抜き。
そしてやっぱり
プロポーズでリングも時計も貰えたら
めっちゃ嬉しいんですけど!!(笑)
↑ 結局そこか!