さて、今日の一枚。
カップの従者
『 若い両性具有の人物が、流れの土手に座っています。
流れは、無意識と感情を象徴しています。
人生における何か新しいものを釣ろうとしています。
そして、感情の流れの中に浸かり、
何がやってくるのかを感じ取ろうとしています。
愛や新しい冒険、そして、親しい関係性への憧れがそこにあります。
新鮮で、若々しい情熱とチャンスを掴む意欲は当然のことです。
注意深く自分の夢と直感を観察しましょう。
他者に喜びと愛情ある方法で奉仕できる機会を探しましょう。
従者は、荒れ狂う水におぼれないように、
軽薄な表面だけの関係性から自分を守る必要があります。 』
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カードに描かれているハーブは ダミアナです。
ダミアナの実は愛のおまじないとして、
また、自分が望む関係性を惹きつけるために実に着けられます。
このハーブは、関係性における自己意識からの自由を象徴しています。
薬効として、ダミアナはハーブの緩和な催淫剤であり、
性的活力の座である腎臓と副腎に効果があります。
また、男性の前立腺の脆弱や、尿の濁りを伴う症状にも役立ちます。
ただ日本では 未承認の医薬品の原料として扱われますので、
これを食品に入れて販売することはできないそうです。
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キーワード:
新しい関係性を求める若々しい情熱。
性的な興味と欲求。
自分の行動に対する責任を考えず状況に飛び込む。
他者への感情的妄想と依存の感覚。
アファメーション:
「 私は新しい愛の絆に対して心を開いています 」
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カップの従者のカードは
純粋さや はっきりとした状況を意味します。
そして、感情と感情の接近が
「カップの従者」の 最大のテーマです。
その対象は男女もあるでしょうし、同性もあるでしょう。
その関係性に怒りや悲しみは存在しないので
まずは安心して人と打ち解けられ
安定した人間関係を構築できるということですね。
今まで分からなかったことや曖昧だったことに
次第に真実や答えが出てきて、
物事に対する理解が深まり、合理性が出て来ます。
だんだん靄が晴れ スッキリと視界が開けてきそうですね。
このカードの、
すべての思考の基盤は「愛」です。
愛をベースに人と関われるのですが、時によっては、
知りたくなかった事などに対しての不安や悲観的な気持ちになり
その純真さが裏切られる形で、何かを学ぶことになるかもしれません。
誘惑や感情に流されないように・・
仕事に関して言えば 決断力の欠如や作業効率の低下が考えられるので
注意が必要です。
素直になること。
まっすぐに動くこと。
感情を表現すること。
行動に表すこと。
情に流されないこと。
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
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あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。