さて、今日の一枚。
「カップの5」
『どんよりと曇った日、男性が落胆し、
「こぼれてしまった飲み物を見て 泣き悔やんでいる(覆水盆に返らず)」。
または、彼の人生から失ったものに対して 悔やんでいます。
喪失は 愛する人との離婚、別離かもしれません。
または 一般的な抑うつ状態なのかもしれません。
悲しみの状況下では、立っているカップに象徴されている、
良い部分に焦点を当てようという気にはならないかもしれません。 』
カードの絵が示しているように
5つのカップのうち 2つは倒れて中身がこぼれてしまって
取り戻すことはできないでしょう。
でもすべてのカップが倒れてしまったわけではなく
まだ 3つのカップは残っているのです。
その残っているカップ、それは 「希望」そのもののはず。
『 このカードは
ネガティブな考えや感情への浸りすぎに気付かせるのに役立ちます。
自分の人生の再評価、そしておそらく、
優先順位を立て直す必要性を指摘しています。
それが出来れば よりポジティブな方向への
新たなる展開の可能性がそこに存在するのです。』
通常 カップの5 のカードは
『 仲間や友人への失望や、期待外れの結果に終わった交流などを意味しています。
中身のこぼれた3つの杯は、 相手の心から自分への好意が失われた事を象徴しています。
信じていた仲間が離れていったり、 仲間から急に距離を置かれたり、
裏切られた気分を味わっている時、このカードは表れます。 』
また今回は このカードを引いたとき 逆向きだったので
ここに「逆位置」の場合の意味合いも加えておきましょう。
『 嘆き、悲しみ、苦しんでいる時、 私たちは考えや視界を狭め、
殻に閉じこもってしまいがちです。
感情が落ち着き、現状を受け入れ
自分は全てを失ったわけではない事に気付いた時
あなたの勇気と強さを讃えて このカードは表れます。
このカードは
自分に愛情を注いでくれる身近な人達を大事にしましょう、
今ある幸せに目を向けましょうと伝えています。』
キーワードは
『失ったものよりも 残っている能力に焦点を合わせる。
落胆。困惑して抑圧された怒り。
より明るいほうを見る必要性。 遅滞。 感情の移り変わり。』
そしてカードに描かれているハーブは
ホーステイル (和名 スギナ)
学名:Equisetum arvense
科名:トクサ科
『 ホーステイルは、大昔の化石にも見られる古代の植物で、
利尿作用、血液を浄化します。
尿道結石、腎臓の痛み、血尿などに有効です。
また、夜尿症の処方にも使われます。 』
精神的には、
『喪失や抑うつの感覚によって抑制されている火のような感情を一掃することを助けてくれます。
隠された生存への本能が刺激され、悲しみを和らげてくれます。』
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
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あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。