防空ずきん

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先週、部屋の片づけを始めたついでに
毎年 3月と9月に入れ替えをしている
「非常持ち出し袋」 の点検もしました。
私は 阪神大震災のあとから、いろいろなものを詰めたリュックと運動靴を
部屋の入り口付近に置いてあります。
リュックの中身は、よくマニュアルに書いてあるもの・・・
を、意識しつつも
結構 自分の「宝物」やお気に入りの日用品が大半を占めてたりして(^^)

一応 非常用・・・ということで

冬はカイロやマスク、分厚い靴下(冷え対策)、 夏は冷えピタなど、
季節によって中身を変えているので 年に2回 点検は欠かせません。
リュックの中でなによりもかさばる荷物が

「防空ずきん」

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なんとも懐かしいデザインの防空ずきん
これは阪神大震災の直後、昭和ひとけた生まれの伯母が 用意してくれたもの。

肌触りの良いウールに きちんと裏地もついていて、しかも中綿入り!!
意外と豪華なのです(笑)
当時は 「なんで今の時代に ヘルメットじゃなく”防空ずきん”やねん」 と
笑いが止まりませんでしたが

戦争体験者でもある伯母にとって 戦争も災害も もう二度と起きてほしくない、
大切な家族や友人たちが無事でいてほしい・・・という
祈りが込められているのですね。

自分だけはなんとしても助かりたい、生き延びたい・・・なんていう考えからじゃなく
周囲の人にも手を差し伸べられるような心のゆとりのために
そして大切なものを守りきるために ・・・
日頃から防災意識をもって危機管理に努めたいですね (^_-)-☆

最近は非常持ち出し袋に つい食べ物を多く入れてしまう傾向があります(笑)