今日6月29日は 「星の王子様の日」。
飛行士であり作家の アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの誕生日なのですね。
星の王子様といえば
子供の心を忘れてしまった大人に向けた、児童文学。
作品の中で 主人公が出会ったキツネが言った言葉・・・
「心で見なくちゃ ものごとはよくみえないってことさ。
かんじんなことは 目にみえないんだよ。」
子供のころに読んだ本の中には
本当に大切な言葉が たくさん散りばめられていましたよね。
そのころは深く考えもしなかったし
言葉として受け止めても 意味などわからなかったことが多くて・・・
でも
この作品の冒頭にはこんな言葉もありました。
「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。
(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」
忘れてしまっているけれど 子供のころには
とても大切なものに出会っていたのかもしれませんね。
ちゃんと出会っているのに
ちゃんと知っているはずなのに忘れてしまっていること
それを思い出すタイミング、も
また ちゃんとやってくるものなんだな・・・と思ったりして。
その思い出すタイミングこそが 大切なのかもしれないなぁ。