5月にもなると 庭の花たちが次々と咲いて
我が家には花が絶えることがありません。
小学生のころ、学校から帰ると母に
「教室の花は まだ綺麗に咲いてるか?」とよく聞かれました。
「うーん、そろそろしおれ始めてるかなぁ。」と答えると
母は庭や畑の花を切り集めて 彩りを考えて上手にアレンジし
母は庭や畑の花を切り集めて 彩りを考えて上手にアレンジし
「明日、これ持って行きや。」 と 新聞紙にくるんだ花束を持たせてくれます。
お花を持って学校に行くのは とても照れくさくて恥ずかしくて
いつもより少し早めに登校したりして・・・
いつもより少し早めに登校したりして・・・
当時、教室には大きな花瓶が必ずあって
当たり前に いつも誰かが家から花を持ってきて 綺麗に飾られていました。
もし同時に誰かが花を持ってきて 花瓶が溢れそうになると
先生がどこからか別の花瓶を用意して飾ってくれたり
「○組のお花が少ないから 分けてあげましょうね」と言って
ちゃんと振り分けて飾ってくれたのを覚えています。
切り花と言えば
3年前に 念願の100歳を目前に亡くなった私の祖母も花が好きで
玄関の前の前栽の花畑で たくさんの種類の花を育てていました。
玄関の前の前栽の花畑で たくさんの種類の花を育てていました。
祖母の家に遊びに行くと
「今日はどの花が欲しいんや?」と 花切挟みをパチパチさせながら
これとこれと・・・と私が指差す花を次々と切ってくれました。
季節の花の香りと 祖母の優しさ・・・
床も壁も窓枠も 全部 「木」で出来ていた古い校舎の
懐かしい小学校の教室・・・
懐かしい小学校の教室・・・
(築100年ぐらいでしたから!)
そんな小学生時代のことをふと思い出した今日は
祖母の命日。
そして 日本で初めて小学校が開設された記念日だそうです。