言葉の壁

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ふと思ったこと。

私は高校を卒業するまで、地元の学校に通っていましたので
短大で他県に行って初めて、自分の方言が通じない!ということを経験しました。
そしてその短大時代には 

初めて言葉の通じない海外旅行も体験しました。

 

今まで普通に通じていた言葉が通じないなんて・・・

言葉が通じない、ということが 

どれだけ大変なことかを思い知らされました。

 

そういえば
「バベルの塔」ができる前、地球上の人間は 

みんな同じ言葉を話していたんですね。

それが 力の誇示のために天まで届く塔を建てようとした 
文明科学や技術への過信や人間の高慢さを見て 神が怒り
人間たちのお互いの言葉が通じないようにした・・・というお話。

お互いの言葉が通じない・・・
国内でもそうですが(笑) 外国へ行くと もっと不安に感じますよね。

 
動物や植物でも同じかもしれません。
言葉を持たない生き物が相手だと
相手が何を考えているのか・・・ 必死に様子をうかがい、
また、どうにかして相手に伝えようと努力します。

 
だから言葉が通じなくても 相手への思いやりが生まれて
コミュニケーションが取れるのだと思います。

簡単に言葉が通じるのが当たり前になってしまった人間は
言葉で伝えたつもりになってしまったり
余計な一言で誤解を生んだり
本当に伝わっているのか 言葉どおりの意味で受け止めてもいいのか・・・
相手のことを考えることが少なくなってきてしまったような気がします。

 

せっかくコミュニケーションの為に与えられた言語。
言葉はもっと正しく大切に使わなくてはいけませんね。

でも、「言葉」って面白いですよね。

その地域の歴史や由来などの背景を調べると 

なんだか神秘的にすら感じます(^^)

そんな素敵な言葉、大切にしたいです!