今日、8月22日は
「藤村忌」、島崎藤村の忌日だそうです。
島崎藤村で思い出したのは、詩集「若菜集」の一説。
記憶を辿って検索してみると
それは
「葡萄の樹のかげ」という詩でした。
もうすぐお嫁に行ってしまうお姉さんと、
見送る妹との応答歌のような詩。
これを読んだ当時は
子供の頃、両親によく連れて行ってもらった葡萄狩りのシーンを思い浮かべながら
私にも姉妹がいるので、
遠い将来同じような切ない気持ちを味わうのかな・・・と
ちょっと物悲しい思いでしたが
そんなこともあったっけ・・・と
今では微笑ましい思い出です。
藤村を読んだのは高校生の頃でしたからねぇ・・・(笑)