さて、今日の一枚。
ペンタクルのエース
『 雲から現れた手は、愛情を込めて
地のエレメントである円盤をしっかり持っています。
道はアーチ状の門に続いていて、それは完璧なバランスで作られており
非常に強固です。
自然や内なる自己とともに、安定して生きる道は、
それに従うものに開かれています。
我々は自分自身の真実を生きなければいけません。
そして、目覚めた存在として、この地上に存在しなければならないのです。
ネイティブアメリカンは、「自分の物語を生きよ」と言っています。
我々は、自分の家族、おこない、仕事、食事、身体、
そして言葉との均衡を探し求めます。
自分自身を育み、身体、精神、魂のすべてのレベルにおいて育むことを受け入れます。
役に立たない状況や習慣を再評価し手放す中で、
我々は 無気力な感覚や魂の疲労が解放されていくのに気付くでしょう。
空虚で非現実的な願望を取り除くことに取り組み、
深いレベルで滋養を与えるものを保ち続けるのです。 』
********
カードに描かれているハーブは 穀物。
穀物は毎日食べるべきです。
一定期間摂取すると、エネルギーを調整し
内的な蓄えを作り上げます。
それらは穏やかな栄養剤の基本であり、体の新陳代謝を調整するでしょう。
穀物は深いレベルで身体・精神・魂を養います。
人が空腹と栄養不足を感じた時、
穀物は深い要求や望みを満たしてくれるでしょう。
同じ原理が我々の人生の 他の活動にも当てはまります。
疲れたときには休むべきです。
必要な時には運動をします。
そして、愛情を与えたり受け取ったりする必要があるときには
その贈り物を拒否するべきではありません。
我々の欲求は叡智により導かれるべきで、
いつかは裏目に出るような反動的要求によるものではありません。
地に足を着け「今に存在する」ことに取り組みましょう。
人生の今に生き、いつも自分自身を誇りに思うのです。
********
キーワード:
自分自身と他者を育む。
正当な欲求に対する配置。
現れた好機を再評価する。
よく食べ、よく眠り、人生の実りを楽しむ。
妨害と否定を除外する。
新たな均衡を創る時。
アファメーション:
「 叡智と直感により、私は喜んで自分の要求と欲求を育て、誇りに思う。」
********
ペンタクルは、形ある安定したエネルギーを示す「地」のエレメントです。
滋養を与えてくれるものが配されています。
今回実は このカードの前に一枚、別のカードが現れていました。
それは、「大アルカナの 21 世界」のカード。
なんとなく、そのカードに続くカードに意味があるような気がして
続けてもう一枚引いて出たカードが、このペンタクルのエース。
ペンタクルはじっくり時間をかけるものを象徴していて、
技術とか家庭とか財を表すのですが
ペンタクルのエースは、「世界」や「カップの9」とならんで、
最も有利なカードの一つです。
The most favourable of all cards と呼ばれ
ペンタクルのエースは小アルカナの中でも最強のカード。
意味の強さでは 大アルカナの「世界」に匹敵します。
どちらも、幸運到来という意味のカードですが
偶然や一過性の幸運ではなく、それが確かな実績や努力の成果として得られる幸運であること、
努力が実って幸せになることを教えてくれるカードです。
そしてエースは物事の始まりを表すカードでもあるので
この幸運が さらに続く幸せへのほんの始まり!という意味だと捉えると
これからの希望になりますよね(^^)
今週は こんな感じです。
さて 来週はどんなカードが現れるかな。
********
あとになりましたが
私は タロットの専門家ではありません。
タロットを使って 占いをするわけでもありません。
このハーバルタロットは
今の自分 に必要な助言などを得るために
自分を見つめるために
自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。
タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。
ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。
このカードを引いたら
このハーブが必要なんだ!ということではありません。
カードを引きつつ
カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため
あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので
ご理解いただけましたら幸いです。