昨日の記事に書いた、ドイツの自然療法のエッセイストさんは
ドイツの聖女 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン やハーブのことを紹介したり、
今度 日本でホメオパシーについてのセミナーを開いたりされるのですが、
この「ヒルデガルト」という名前が目に留まって出会い
知ったエッセイストさんだったのです。
そして、私とそのヒルデガルト との出会いは5年前・・・
ちょうど そのときのことを書き残していた
2010年夏の mixi日記を転載して
ここにも記録しておこうと思います。
今日は朝から、20年前にイタリアに行ったときの写真やスライドフィルム、
レポートの下書きメモなどを引っ張り出してきて、当時を振り返ってました。
教会で売っていたステンドグラスのスライドフィルムを
光にかざしながら見ていると
「ヒルデ・・・」?
「ヒルデガード・・・」??
「ヒルデガルト・・・」???
という言葉が浮かんできました。
なんだっけ??
石の名前かな(?_?) ←こらこら
さっそくクリスタルの本を開いてみました。
ヒルデガルト・・・
石の名前の目次にないなぁ・・・(当然)
と、ふとその本を閉じようとしたとき、索引のなかに目が留まりました。
「聖女ヒルデガルト・フォン・ビンゲン」
あった!ほんとにあった~!
かすみ目の治療にトパーズのエリキシルを推奨した ドイツの修道女、と載っていました!
おお~なんかあっさり見つけちゃったわよヒルデさん 、と妙に納得し、本棚に戻しました(笑)
それから、朝、庭を見まわりしたときに弱ってる植物を見つけて
お手入れ方法を探すために 植物の本を手に取りました。
そしたらなんと、そこでも「薬草学者」として 「ヒルデガルト」 さんの名前が !!
そんなあちこちにヒルデさん・・・
はいはい、も~~わかりましたよ。 ちゃんと調べますよヒルデさん。
今度はPCを立ち上げてまじめに検索。
「 ヒルデガルト 」 さんは中世ヨーロッパ最大の賢女で
神学者・薬草学者・博物学者・音楽(作曲)家・画家・劇作家・伝記作家・詩人・・・
そして幻視者でもあるそうです。
ヒルデさん、いったいアナタ何者なの!?
・・・凄すぎる・・・
植物や鉱物などの自然素材を研究し、天からの声や啓示を得てまとめた
「フィジカ(自然学)」 という本も残しているそうです。
この本は「品切れ」とか「取り扱いしていません」とかで
しかも値段が・・・6,300円なので買えませんが・・・
おもしろそう!読んでみたいなぁ~
立ち読みでいいんだけどなぁ~(オイオイ)
紹介文によると、
「 リンデンの根の皮、木綿、クモの巣、羊毛、黄金や青ガラスを用いて作る
”あらゆる病気の予防や治療に役立つ指輪”の作り方・・・」
・・・なんて、魔法使いみたいで楽しそう!!
もうひとつ、
「 魂の技
太陽を見る。
月と星を眺める。
地上の美しい緑を見つめる。
そして今 考える。
ヒルデガルド・フォン・ビンゲン」
これを「魂の技」と呼ぶのか・・・
石や植物など自然界のものは、
今の時代の人間にも、もっと役にたてられる。
音楽や絵画、クリエイティブなことは、
創造エネルギーを生みだし、心を豊かにする。
もっともっと五感を使い活かして、人生を楽しみなさい・・・
はい。
もっと自然界を学びます。
もっとクリエイティブなことにチャレンジします。
もっといろんなことを受け入れ、楽しみます。
ひらめきがメッセージと呼べるなら・・・
クイズみたいで楽しくて、 内容は結構厳しくて(笑)
今にぴったりなメッセージでしたよ、ヒルデガルトさん(*^_^*)
それにしても、12世紀の人がこんなにいろんな知識を
どうやって身につけるんでしょうね・・・
そして、何よりも大事なこと・・・
「魂の技」 。
「魂の技」は、実はすごくシンプルで、難しいことなんかじゃなくて・・・
「今ここ」を大切にすること、なんですね。
何かがきっかけでまた新しいことに出会える。
これこそすごい確率の奇跡なんですよね!
調べてるときに見かけたのですが
「サファイヤを口に含むと怒りがおさまる」 とか
「耳が聞こえにくい人にはジャスパーを温めて耳に当てる」 とか
「ユニコーンの皮で作ったベルトをすると病気にならない」とか
なんか、ファンタジーみたいで
でも信じて実行すれば本当になりそうな・・・
・・・・ユニコーンのベルトは無理だろうけど(笑)
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ちなみに、 結局この本 買いましたよ!!
直接 出版元に電話して(笑)
聖ヒルデガルトの医学と自然学 /ビイング・ネット・プレス
(写真のハーブは キャットミント)