言葉というのは

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最近 詩集などを読んでいて思ったこと。

 

言葉というのは 

人の口から発せられるとき、

「音」に羽根が生えて飛んでゆくイメージがあります。

 

優しく思いやりのある言葉は ふわりと軽く飛んでゆき
意地悪な言葉や暴言は、

矢のようにシュッと飛んでゆくイメージです。

 

 

柔らかい羽根が生えて飛んでゆく言葉は 

どこに辿り着いても温かく気持ちがいいけれど

 
矢のように放たれた言葉は 

すごいスピードで誰かの心に突き刺さります。

 

 

だから、言葉はふわふわの羽根を付けて飛ばすイメージで 扱いたいですね。

 

 

そういえば、

「詩人」と呼ばれる人たちは 

なぜか別の職業というか一面を持った人が多いですよね。

 

 

ゲーテは自然科学者でもあるし、

 

ヘルマン・ヘッセは画家でもあります。

 

ああ、彫刻家のミケランジェロも実は詩人なんですよね。

 
自然科学も 絵を描くことも 彫刻を創ることも
観察なくして成し遂げられませんよね。

 

 

「詩」という言葉を扱う偉人たちの共通点は 

 
「観察力があること」

 
なのかもしれません。

 

 

言葉を扱う前に、

言葉のないものたちとじっくり向き合って観察する・・・。

 
そうやって、優しい言葉や芸術を生み出すのですね。

 
私たちも言葉を発するときには 

周りや相手をじっくり”観察”して
優しい言葉を発するように心がけたいですね。