今日は私の好きな春の詩を
愛犬に読んでもらいます。
はる
はなをこえて
しろいくもが
くもをこえて
ふかいそらが
はなをこえ
くもをこえ
そらをこえ
わたしはいつまでものぼってゆける
はるのひととき
わたしはかみさまと
しずかなはなしをした
谷川俊太郎詩選集 1
『二十億光年の孤独』より
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この澄んだ青い空を見たとき
谷川俊太郎の 『はる』 を思い出しました。
詩って 難しい言葉を使わないから
するするっと心に入って 溶け込んでくる・・・。
まるで祈りの言葉のよう。
春の日に 空を見上げて
深い空へ のぼってゆこう。
そして神様と 静かに話してみよう。
そんな 春の日。