いろいろと問題になった東京オリンピックですが、無事に終わりましたね。
毎日のようにメダル獲得のニュースを見ながら、私もアスリートたちの才能や努力が実った瞬間に感動しました。
オリンピックに出場したりそこでメダルを獲るような人たちはもちろん特別な才能や資質を持っていて
さらに努力を重ねた結果、見ている人たちに感動を与えてくれるのですよね。
中には2歳や3歳からその競技の練習をスタートさせている人もいるぐらいですから、
その才能を見出した周囲の人たちや環境に恵まれるという、強運も備えている逸材。
そりゃあ、とびきり輝いて見えるのも当然ですよね。
そしてこれだけ人を魅了するアスリートたちが輝いて見えるのは、その人が「自分らしく輝いている瞬間」だからでもあると思うのです。
「自分らしく輝く」、最近よく耳にする言葉ですよね。
オリンピックの活躍を見ながら、そんな、「自分らしく輝くこと」について、ふと考えました。
自分の才能を活かしたことでオリンピックのような晴れ舞台、「ハレの日」を持てたら、どんなに素敵だろう・・・
やっぱり自分の得意なこと、好きな分野で社会に認められたいし、それを誰かに一緒に喜んでもらえたらもっと嬉しい。
こういう気持ちって、結構誰にでもあると思います。
じゃあ私は?いったい何だったらそれが出来る?
半世紀も生きてきて、しかもそれなりにいろいろ頑張ったことも認められたことも楽しかったこともあったはずなのに、
今になって「あなたらしく輝けることって何?」と問いかけられると、答えに詰まるのです・・・
今までの人生で、例えば人に胸を張ってこれ!といえること、何かあっただろうか・・・
私の友人たちでいえば、
探求心旺盛で機械やWEB系に強い人。
人の話を聞いて多方面からのカウンセリングが出来る冷静で感性豊かな人。
自分で何かを生み出すことより人のサポートが上手な人。
人に何かを教えたり指導したりするのが上手な人。
ピアノが上手な人。字が綺麗な人。ファッションセンスが良い人・・・
そして自分らしく輝けるのは、その個性を活かせる場所があってこそ。
だから、友人たちはみんなそういう場所を見つけて輝いているように見えるのです。
こうやって人が誰かの特徴を魅力的だなと思うことって、その人の個性を認めることでもありますよね。
誰かの記憶に残るぐらいの個性や誰にも真似できないような絶対的な価値って、自分にはあるのかな・・・
残りの人生で、自分らしく輝けるような生き方が出来たらいいな・・・
いまさらながら、そんなことを考えさせられた2週間でした。
レオもオリンピックバンダナで応援しましたよ~。
(レオのごはんを注文したらおまけで貰えたバンダナ・笑)
ところで
オリンピックで何よりも感慨深かったことは、アスリートたちがみんな自分の子供世代の年齢だった・・・ということ!
今回、兄妹(姉妹)で金メダル獲得が二組も・・・親は感動しすぎて倒れるんちゃうか・・・とか、
もうすっかり親の気持ちに感情移入ですよ。
社会人になってすぐの頃、夏の甲子園を見ながら、高校球児たちはもう自分より年下になってしまったなぁ・・・としんみり感じたものですが、それも今や自分の子供たち世代。
応援する気持ちも、同級生や後輩を応援する気持ちからうんと遠ざかり、子供の活躍に涙する気持ちに変わってきたような気がします(笑)