トリリウム<カップの3>

posted in: ハーバルタロット部 | 0

 

 

さて、今日の一枚。

8AB52F74-3458-4469-B11F-000100B4D61B

カップの3

 

 

『 木々に囲まれた空き地に、神話のような光景が見られます。

3人の女神たちが、人生を肯定する喜びのダンスを踊っています。

ここでは人生そのものが祝福されています。

人生への特別な賛辞や生きるための理屈はなく、

ただ存在することへの喜びがあるだけです。

 

もし、人生の目標が神秘的な神の認識に到達することならば、

そのような認識は、このカードに描かれた、

無条件の愛、自己受容、平和、

そして純粋な喜びと幸福の瞬間、間近に来ています。

 

黒髪で紫の衣装に描かれた芸術家は、他者の喜びを祝福しています。

金髪で赤い服の人物は人生のダンスを讃え

そして茶色の髪の女性は、ハーブの成長力が持つ繁栄と力強さを崇敬しています。

 

ハーブは、暗い森の孤独の中で、

愛情が無くても自然発生的に現れるように思えます。

 

その美しさを通して、我々は、喜ばしい肯定的なインスピレーションを与えられます。

こうした気付きは決して、意図的な探究や決意から得られるものではありません。

なぜなら、あらゆる可能性を含んだ一瞬の、

非常に自然発生的なものだからです。 

 

 

******

 

カードに描かれているハーブは トリリウム(エンレイソウ)です。

 

トリリウムはそれぞれの中にある生命に価値を与える性質を現しています。

我々は何かを養育し 守護する傾向があることを象徴しています。

我々の中に備わっている、人生の自然の喜びを生み出す能力を育てます。

トリリウムは時々、ベスルート、バースルート(誕生の根)と呼ばれます。

それは、出産のプロセスに良い効果があると名付けられました。

幅広い強壮作用がある一方、同時に、

全般的に骨盤や神経のリラックスを促進する作用があります。

 

 

エンレイソウ属の学名「トリリウム」は

「3を基本の数としたユリ」と言う意味だそうです。

 

茎の先端近くに3枚の葉が傘が開くように付き

花は3枚の萼片(がくへん)と3枚の花びらの6枚で構成され

花柱(雌しべ)は先端が3つに分かれ

雄しべは外側に3本、内側に3本の6本が付く・・・

というように すべて3と その倍数で構成されている、

とてもシンプルで整った美を持つ植物です。

 

 

 

 

********

 
キーワード:

 
喜び。

祝福。

友情。

人生のダンス。

物事を真剣に捉えすぎるのを防ぐ。

 

 
アファメーション:

 

「 喜びを持って、私は、自分が育み、創造したものすべてを受容し歓迎します 」

 

 

********

 

 

なんだか楽しそうなカードが出ました!

 

カップの3は 友情や祝福を表すと言われています。

対人関係の広がりや進展、結論(幸せな結果)を表すカードです。

 

カップというスートは心の動きや感情のエネルギーを表すので

他者と感情を共有する、

同じ趣味や感性を持った、気の合う仲間たちとの交流を意味します。

 

飲み会、ランチ会、パーティーなど、

交流を目的とした集まりでチャンスをつかむ可能性がある・・・という意味も。

どんどん積極的に参加したいですね。

 

そしてそこでは カードの絵柄のとおり

まずはお互いが健康であることに感謝し

楽しい時間を共に持てることを喜びましょう。

 

 

 

皆さまも 楽しい時間を過ごせますように☆

 

 

 

今週は こんな感じです。

 

 

 

さて 来週はどんなカードが現れるかな。

 

 

 

 

********

 

あとになりましたが

私は タロットの専門家ではありません。

タロットを使って 占いをするわけでもありません。

 

このハーバルタロットは

今の自分 に必要な助言などを得るために

自分を見つめるために

自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。

 

タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。

ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。

このカードを引いたら

このハーブが必要なんだ!ということではありません。

 

カードを引きつつ

カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため

あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので

ご理解いただけましたら幸いです。