ガレット・デ・ロワ

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今日1月6日は

ベツレヘムを訪れた東方の三賢人によって

イエス・キリストが神の子として見い出されたという

公現祭(エピファニー)の日だそうです。

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フランスでは この日

「ガレット・デ・ロワ」という伝統菓子を焼いて食べるのだそうで

今日は朝から お菓子作り!

 

ガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)は フランス語で「王様のお菓子」という意味で

中に陶器製のフェーブと呼ばれる人形を一つだけ入れて

切り分けたときにフェーブが入っていた人は王冠を受け取り

その日一日、王様になれて

幸せな一年間を過ごせる・・・というものなのですが

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そこは実用的に(笑)

おせちの飾りの残りの栗を入れてみました^^

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パイ生地でフタをして 空気穴をあけて

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周囲をフォークで模様を付けながらしっかりと押さえていきます。

 

ガロット・デ・ロワの特徴は その表面の模様で

願いを込めて一つ一つ丁寧に 飾り包丁(レイエ)を入れます。

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今回 いくつかある模様の中から選んだのは

「太陽(渦巻き模様)」

模様の意味は「生命力」です。

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模様は他に

・月桂樹(葉っぱの模様) 意味は「勝利」

・麦の穂(矢羽模様) 意味は「豊穣」

・ひまわり(格子模様) 意味は「栄光」

 

などがあるそうですが

一番単純で簡単な模様を選んだのは言うまでもありません。

 

しかも、形が少しイビツなのはご愛嬌~(笑)

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シンプルなパイですが

パイ生地のさくっとした食感や香ばしさと

アーモンドプードルに卵・バター・砂糖を同量ずつ加えて練り上げた

クレームダマンドがとーーっても美味しくて

あっという間に完食しました!!

 

思わず母が

「これは間違いなく、今年のスイーツ ナンバーワンやな♡」

 

・・・・・

 

今年って まだ6日目なんですけど?(笑)

 

 

 

2017年が 太陽のように明るく

生命力にあふれるような一年でありますように。

 

 

***おまけ***

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パイ生地の残りも一緒に焼きますよ~

これがまた美味しいのだ♡

(ちょっと焦げたけど)