ホップ<ペンタクルの6>

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さて、今日の一枚。

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ペンタクルの6

 

地面に座っている男性が繁栄を詰め込んだ袋を持っています。

お金、才能、情報、思いやり、エネルギーなどが入っています。

この繁栄は、彼とその他の人々で分かち合っています。

どんなものが与えられても、そのままで受け取ります。

背景にある都市は、彼が働く町です。

そして、気遣い、分かち合う仲間を必要とする個人が集まる共同体の象徴です。

 

忍耐と不屈の努力により目標は達成され、

開放と相互授受によって、必要なものは手に入るのです。

あなたが持っているものを分かち合う機会を見つけましょう。

そして、他者があなたと分かち合いたいと思っているものに心を開きましょう。

エゴが優先する授受から守護します。

 

交換するのが、良い気分ではない時には、行う必要はありません。

与えることと受け取ることは心からなされ、双方に利益があるものでなくてはいけません。

このエネルギーが偏る傾向、すなわち、要求や要望のないのに与えられたり、

それによってエネルギーの枯渇や怒りを感じることは、あってはなりません。

 

答えは心の中に探しましょう。

そうすれば、真に与えることと受け取ることは、聖なる魂から来るものであるということを

あなたは理解するでしょう。 

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カードに描かれているハーブは ホップです。

 

ホップの花は静かな眠りを誘導するために使われてきました。

小さな枕の袋を作り、そこにホップを詰めます。

そして端の部分を縫って閉じます。

ラベンダー、カモミール、マグワートなど他のハーブを加えても良いでしょう。

就寝時、素敵な夢を見たいときには、この枕を頭の近くに置きます。

ホップは、与えることも受け取ることもせき止められている人に良い効果をもたらします。

 

 

ホップは不眠や神経の緊張、心配、落ち着きがない、

頭痛、そして消化不良の治療に使われてきました。

ビールなどのアルコール飲料の苦い風味として、より多く使われています。

痛みを鎮めて軽減させ、休息を誘導します。

エストロゲン不足による月経の遅滞や減少に有効です。

その苦味が食欲を刺激し、肝臓、脾臓、他の消化器官を浄化します。

 
※注意: 妊娠時にホップ使用すべきではありません。

 
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キーワード:

 

進んで与え受け取る。

エゴからではなく心から与える。

集団の大いなる調和を創造する。

協同の態度。

 

 

 

アファメーション:

 

「 私は宇宙の富に対して心を開いています。私は宇宙を表現する媒体です 」

 

 

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「6」という数字は 完全なバランスが取れている状態を意味します。

ペンタクル6は「貧困」からの解放、経済的なバランスの回復を示しています。

周囲の人とも対等な協力関係を築け、

成功につながることや状況が広がっていくことを表しています。

 

与える人と受け取る人

支配する人と支配される人。

物事はそのバランスが取れていてこそ、平和、安定が保たれるのですね。

 

受け取る立場としては

「頑張った分に対して正当な報酬を得る」

「努力が報われる」

 

与える立場では

「慈愛の精神」

「ボランティア」

 

でも、そこで大切なのは バランス。

求められる以上のことをしては、バランスを崩してしまいます。

もっともっとと要求されたり

せっかく与えても 余計なことだと迷惑がられたり。

 

出来る事しかしてあげられないけど

求められるなら、自分に出来る事なら してあげよう。

 

そしてその分は 見返りを期待するのではなく

自分が欲したときにはちゃんと返ってくる。

 

だから安心して、

与えるべきときには 出来る限り与える。

与えられたら 感謝して受け取る。

 

まずは、一人で抱え込まず 分かち合うことを目標に・・・

 

自分を必要としてくれる人

自分が必要だと感じる人

周囲を見渡し、分かち合える仲間を見つけましょう。

 

 
今週は こんな感じです。

 

 

 
さて 来週はどんなカードが現れるかな。

 

 
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あとになりましたが

私は タロットの専門家ではありません。

タロットを使って 占いをするわけでもありません。

 

このハーバルタロットは

今の自分 に必要な助言などを得るために

自分を見つめるために

自分と向き合うときのためのツールとして使っているものです。

 

タロットカードの意味は 解説書を参考にしています。

ハーブについての内容も 解説書 および専門書からの引用です。

 

このカードを引いたら

このハーブが必要なんだ!ということではありません。

 

カードを引きつつ

カードの意味・ ハーブの名前や効能などを 知識として習得していくため

あくまでも 自分の記録・知識のメモとして書き残していますので

ご理解いただけましたら幸いです。