色彩感覚

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このブログのつぶやきには

「色」 の話題が多いのですが

私は 「色」 にちょっとうるさい方です。

芸術系の学校で学んだせいかもしれませんが

そもそも小さい頃から 「色」には強いこだわりがありました。

上手く説明できませんが

自分自身が好きな色とか苦手な色というだけではない・・・

目の前に見えている色が その色だけではなく

「色」にはもっと、違う感覚があると思っていました。

最近初めて知ったのですが

共感覚」 というものに近いのかもしれません。

(そんな特別なものではないかもしれませんが)

感覚というと、

視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚などがありますよね。

でも、その感覚は ひとつずつ切り離して考えるのではなく

音や文字に色を感じたり

色に香りを感じたり (香りに色を感じたり)

形に味を感じたりすることがあるかもしれません。

(”丸い味”とか表現しますもんね)

建築家のフランク・ロイド・ライトは

設計をしているとき 頭の中で必ず音楽が響いていたそうですし

作曲家のリストは 音を色で表現して、オーケストラの人たちを悩ませたと言います。

物を見るとき

「なぜこの形にこの色を付けるんだろう・・・」と残念に思うこともあれば

反対に、色と形が自分の中で一致し

「完璧!!」と感じれば

それはもう、絶対的に気に入ったりするわけです。

そんなことをしみじみ考えてみると

植物や自然の風景の色は 本当に美しいなぁと感動を覚えますね。

やっぱり 自然が生み出した自然のままの色や形というのは

すべての感覚において、完璧な状態で完成されているのかなぁ・・・と

あらためて自然の偉大さを感じています。

 

 

 

 

数字の2は「青」・  水曜日は「オレンジ色」

アルファベットのWは「緑」・・・

みなさまはどんな感覚を持っていますか?