はる

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今日は私の好きな春の詩を

愛犬に読んでもらいます。

 

 

はる

 

20150326a

 

はなをこえて
しろいくもが
くもをこえて
ふかいそらが

 

20150326b

はなをこえ
くもをこえ
そらをこえ
わたしはいつまでものぼってゆける

 

20150326c

はるのひととき
わたしはかみさまと
しずかなはなしをした

 

20150326d

 

 

 谷川俊太郎詩選集 1
   『二十億光年の孤独』より     

 

*****

 

 

この澄んだ青い空を見たとき

谷川俊太郎の 『はる』 を思い出しました。

 

詩って 難しい言葉を使わないから

するするっと心に入って 溶け込んでくる・・・。

 

まるで祈りの言葉のよう。

 

 

 

春の日に 空を見上げて

 

深い空へ のぼってゆこう。

 

そして神様と 静かに話してみよう。

 

 

 

そんな 春の日。